法人設立時、登記上はTEL番号は必要ありません。しかし税や社会保険など様々な書類にTEL番号欄もあり、銀行口座開設には必要だと言われています。 当方も口座開設前にTEL番号を取得しました。IP電話で構いません。昔あった「TEL加入権」なるものは不要です。このとき一つ落とし穴がありましたので、ご紹介いたします。
当初、登記した事務所のマンションで回線が設置済みの、とあるケーブルTVのインターネットを契約し、一緒にTELも申し込みました。TEL番号の地域番号は合わせてくれます。事務所は不在が多いので、個人携帯TELに転送するようにしました。
使い始めてすぐ全く知らないところからTELがどんどんかかってきます。何故か流山市の役所が多い。どうも前に同じTEL番号を使っていた方へのTELでした。どうも福祉関係の業者さんのようです。その方々がTELの変更を周知していないのか、突然廃業したのか定かではありません。業務はeメール連絡なので、業務TELがかかってくることはなく、個人携帯に転送はやめました。
結局、諸事情により事務所は移転しました。その時、ケーブルTVのインターネットは法人だと割り増し料金を取られていたため、それの無いNTTひかりのIP電話しました。TEL番号は変わってしまいますが、区も変わってしまうため仕方ないです。その時、NTTさんに質問しました。
「以前の回線では、前にTEL番号使っていた方への電話がひどかった。なんとかなりませんか?」
NTTさんは、
「未使用になった回線は、2年間空けてから割り当てるようにしています。」
流石、元役所です。
起業時のTEL番号は、未使用期間を確認しましょう。
しかし最近NNTひかりは、2025年にむけて、ファミリータイプ:3,080円 → 5,720円 と大幅値上げにするとお知らせがありました。また回線検討が必要そうです。