一人会社で社会保険の賞与支給申告を行う

起業して4年、ようやく役員賞与を払えるようになってきました。支払うと社会保険に賞与を支払った申告が必要です。払えなかったとき、半年毎に「賞与支給の申告をしろ」と通知がくるのは腹立たしいものでした。

手続き方法を覚え書きしておきます。

  1. 賞与額だけ分かっていれば事前の計算等はなし。
  2. g-Eov で申請する。所要時間は30分未満。

「健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届(単記用)(2019年5月以降手続き)」で進めます。以下記入要点です。

  • 「被保険者整理番号」は、会社内での連番です。必須なのかはわかっていません。
  • 何故か総計は、1,000円未満切捨てです。

以下だいたいの手順です。

g-Eovアプリは、ブラウザのクローンみたいですね。いろいろ触ってるとおかしくなります。その時は再起動しましょう。そのためか相変わらず起動時に最大画面で表示されます。メインフレーム文化の名残か? そろそろ止めてほしい。


g-Eovの利用をして大分たちますが、「賞与支給の申告をしろ」の封書と用紙が、半年毎に届きます。廃棄書類に直行です。無駄なのでやめて保険料削減につなげてほしいですね。

一人会社で毎年7月初の社会保険の月額算定基礎を行う

青色申告の時期に、社会保険の基礎算定額の申請を行う必要があります。4月~6月の給与を申請するヤツです。いつも分かれがちなので覚書を書きました。

  1. 4~6月の役員報酬を確認する。
  2. g-Eov で申請する。

毎月固定額と定められているため、あえて計算する必要はない。


「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届(単記用)(2019年5月以降手続き)」で申請します。基本的にポイントは、

  • システムに事業者の登録はしているのですが、自動入力さはナゼかされません。
  • 入力内容は、システム側に保存されないため、入力して即送信するのが基本です。
  • 適用年月の「9月」はナゼか固定です。年だけ入れます。
  • 標準報酬月額」は、健康保険と厚生年金が分かれてますが、同額を記入します。
  • 従前改定月」は鬼門です。役員報酬を改定を申請した月の次の月を記入します。役員報酬を改定を申請は、改定から3か月後なので、4か月後の月を記入します。
  • 昇給」は未記入。弊方は8月期首なので記入することはないです。
  • 遡及支払…」は未記入。何かワリマセン。
  • 現物...」は未入力でOK。イマドキあるんかい??
  • 平均額」は、すぐわかることなにに、何故か入れなければなりません。
  • 備考」は規定の条件に合致しなければ入力しません。「その他」になんか書きたくなりますが下手に書かない。
  • 入力内容のチェックはアプリ上で多少行われるが、本チェックは送信後なので、NGで返ってくることが多いです。NGになるとeメールで通知されるので、申請後はよく確認します。

以下、だいたいの手順です。

以上で完了です。


この申告には以下の課題があるかなと思っています。

  • 給与額に変更が無くても申請が必要。一人会社で役員給与だと、毎年そんなに変えれません。
  • 市町村民税も、4月~6月の給与を申請します。一緒にできないんでしょうか? 反映は一年後ですが...

ムダな申告手続きを廃止すれば、日本全体でみれは税金消費も減りそうです。会社を作ってからおもうところ、ムダな申請、ムダな役所からの通知が沢山あるなと感じます。政治家さんが色々な方策を検討されていますが、こういうところはフューチャーされないんですね。

年号はイマドキ企業内で使わないし、今何年か認識してません。海外相手があると年号は使いづらい。毎回確認して時間をロスしてます。年号やめればこのロスがへり、年号が変わってもソフト変更や再テストが不要となり、無駄に使われる税金が減りますね。

一人会社で7月の青色申告をe-Taxで行う

7月初の青色申告、いつも忘れがち。幸い税務署からリマインドメールが届くようになりました。申請は何すればいいかいつも忘れています。改めて覚書を作成しました。

  1. 1月からの給与、賞与、源泉徴収の預かり金を集計する。
  2. e-taxで申請する。
  3. 納税する。

最終的な税金額は年末調整で計算するので、7月はとりあえず払うだけ。Execlなどで、給与等からの源泉徴収の預かり金の総計を算出します。給与と賞与も計も必要です。

なお年末調整時は、100円未満切捨てだった気がしますが、1-6月分は計算額そのままでよいようです。


e-Tax WEB版にログインし、以下のようにすすめます。尚、デジタル署名はなぜかこのケースでは不要です。なんでだろ???


e-taxのWEBページトップからお知らせ受信通知を開きます。お知らせは申請送信後、すぐとどきます。この時、申請書の控えPDFを取っておきます。

あとは、pay-easy で支払いします。

Mac miniでcapslock無効化はできない

MACは cappslokc がダイレクトに押せてしまう。WindowsはShiftと一緒に押さないと押せません。優秀です。MACはさらに手元に近すぎて誤って押してしまいやすいです。

そこて「MACでcapslock無効化」の設定があります。MAC Bookは有効です。capslockのLEDも点灯しなくなります。しかしMAC miniは効きません。Apple純正USB Keyborad でも効きません。他の記事には書いていなかったので、記載しました。

Execlセル内でハッシュする

外部に提出しないExeclは効率UPのため2003を使用しています。最新のExeclでは、base64 エンコードくらいあるかと思っていましたがないんですね。win32APIを動的callできますが、Visual Studio 6 でインストールされる VB6用Declare 宣言をまとめた winapi32.txt に入ってない。手打ちは面倒なので検索すると、https://gist.github.com/rmdavy/db7cb6d81cc487172a86430f68633a21 に公開されていました。セル内使用に特化させ、コードが見にくい、エラー処理不足、32bit対応を直したので、ここで公開いたします。

しかし CryptAcquireContext 系は現在非奨励で、新しいのを使えとMicrosoft公開情報に掲載されています。いずれ調べたいと思います。

Execlセル内でbase64エンコードする

外部に提出しないExeclは効率UPのため2003を使用しています。最新のExeclでは、base64 エンコードくらいあるかと思っていましたが、ないんですね。「Execl base64」で検索してもあまり出てこなかったので、マクロExecl .xlm で作成しました。

Win32 APIの暗号化ライブラリで、API:CryptBinaryToStringA があったのでそちらの .dll を動的参照います。使用します。1コールでいけます。コードは以下の通りです。2003や32bit版offsice ビルドスイッチで切り分けています。URLセーフ(URLで使えない記号を置き替え、%xxのURLエンコードとはだいぶちがう) は、APIないので作りました。VBAエディタで「標準モジュール」に挿入します。

ちゃんとAPIエラー、引数エラー、VBエラー検出も組込みましょう。ネット上のサンプルはそれがあまりできていないようで実用上問題です。Execlの記述は、

Google Testとは? その1

複数のプラットフォームで稼働するといわれている Google Test とはとんなものでしょうか? 単体テストツールということは存じています。

昔昔、PCはおもちゃで、高価なUNIXワークステーションでソフト開発をしていました。当然一人一台はありません。マシンでの作業の手戻りを少なくするため、単体テストは重要度が高かったです。しかし近年PCは一人2台以上、クロスプラットフォーム、OSシュミレータ等々あり、(新人さん以外は)どんどん作って動かした方が効率的ともいえます。

しかし組込みソフトは、基板が未だできていない場合、基板が全員分無い、実行時間と人の時間の差が大きく、実機リソースも小さいため、実全てのパスを通しそれを確認することが難しい。そこで自動車業界では、WinAMS がよく使われます。PC上でマイコンレスでコードレベルの検証を行うものです。GUI上で引数を指定して関数単位で実行しカバレッジを収集します。テスト項目の自動生成もある程度できていたかと思います。しかしとても高価です。

もちろんUNIX系でGUI無し以外では、このような場合 Google Test (以降 gtest と呼びます)の出番なのかと。GUI無しぱっと試した感じ以下のようでした。

テスト項目や条件、実行は人が行う必要があります。

いわゆるドライバ、スタブ(モック)の標準機構といえそうです。デバック用に関数の呼出しと結果判定、スタブの呼出しと切替えのための各種機構と部品がそろっているプラットフォームと言えます。ですから覚えることは色々あるようです。

C++ は gtest に合わせて少し直しが必要そうです。

基本は git-hub から落としてビルドする必要があります。テスト対象との結合方式は ライブラリ( XXXX.a もしくは XXXX.lib )。うまくできてたか心配になります。

基本結果はコンソール出力です。GUIアプリにマージできなくもないとは思いますが、イベントドリブン的な感じではなさそうです。

Visual Stdio 2019でも含まれていました。この場合はWindows上から直接実行できます。しかし2018くらいのバージョンの模様です。

Visual Stdio 2019でということで以下試した結果です。いつものプロジェクト作成から選べました。

スタテックリンクするかdllか聞いてきます。

しかしスタブ(モック)機構が Visual Stdio 2019 は入っていないので、NuGetからパッケージを入れます。mockとのネーミングとなっていますが、gtest 本体も含まれています。

インクルードとlibパスは手動で追加します。gtestのみのパッケージ、プロジェクトフォルダ\packages\Microsoft.googletest.v140.windesktop.msvcstl.static.rt-dyn.1.8.1.4 は参照しないようrenameしておく。

実際のコードです。Performance クラス の Acceleration メソッドのテストにて、Acceleration 内て呼び出している Parameter クラスの Speedメソッド と Weightメソッドを、テスト用に固定値を返すようにしたものです。クラス図を以下に示します。

コードは以下に示します。説明はコメントをみてください。

test_main.cpp:

test_class.h:

test_class.cpp:

Mock_class.h:

以下、実行結果です。

なるほど。UNIXサーバ上でtターミナルでログインして開発していたころを思い出します。

Xperia Z3 tablet Compact Wi-Fi版をAndroid11当にupdateする1 ‘24.4月版

前回 Xperia Z3 tablet Compact LET版(SGP621) をAndroid11相当にupdateしました。Wi-Fi版もほぼ同じであろうと依頼を受付けた結果をレポートいたします。


  • 対象機種:SGP612、Wi-Fi版、ストレージ32GB。
  • GPSは使えなくなります。詳細は後術。
  • ラジオは使えなくなります。詳細は後術。
  • *#*#7378423*#*#から呼出す端末専用のサービスメニューは使用できなくなります。

各種用意するツールやROMデータは公開状況が日々変化します。当方は以下の構成で行いました。当方から配布はできないため、くぐって入手してください。https://androidfilehost.com/が主な入手先です。

Bootload unlockとリカバリ書換用アプリflashtool-0.9.36.0-windows.exeWindows用書込みソフトのインストーラです。GUIアプリ、Xperia用USBドライバ、CUIコマンドを含んでいます。
root化イメージ不要xperiaはroot化不要です。
Bootloader Unlock禁止の解除不要Wi-Fi版は出荷状態で「Bootloader Unlock Allowed: Yse 」です。
bootイメージboot.imgOSイメージを解凍し取り出す。
カスタムリカバリpbrp_9.0_z3tcw.imgPitchBlack Recovery 。twrpはOSインストールでエラーが発生した。
OSイメージLineage-18.1-20240321-microG-UNOFFICIAL-z3tcw.zipいつものLineageOS。Android11互換。
OpenGappopen_gapps-arm-11.0-mini-20220215.zipArm32 bit用。パッケージはLTE版16GBでは「stock」 まででしたが、こちらは「mini」 までupできます。

他のサイトでも多数説明されているため、分かりにくい部分、異なった部分を説明したします。

① サービスメニューの呼出し

LTE版は電話アプリがあるため、サービスメニューの呼出し番号「*#*#7378423*#*を迷わず入力できますが、電話アプリの無いWi-Fi版ではどうするのでしょう。以下の手順でした。

上記から、Services -> Configuration を開くと、「Bootloader Unlock Allowed: Yse 」が確認できます。LTE版と異なり、IDID IMEI で同じ意味を示すようです。メモっておきます。

② Bootloaderロック解除コードの取得

Sonyサイトにて機種とIMEIを入力し、Bootloader unlockの解除コードを発行します。機種の選択は、Wi-Fi版とLTE版は共通でした。

この後、2つの「🔲I acknowledge … 」にチェックを入れて、submit ボタンを押します。この後、ボット判定のためのダイアログが表示されます。LTE版のときは無かったような、、、 足し算の結果を入れますがNGで弾かれます。間違いようのない計算ですが何度やってもダメ。内部的に当ページが閉鎖したのでしょうか?

Stack Overflow に同様のお悩みが記載されいましたが、解決方法は未記載。カンどころで、ブラウザを Firefox から Edge に変えると、機種画像が表示されるように改善されましたがコード生成の同じ。 Chorme に変更すると、なんとボット判定がスキップされ、解除コード生成が成功しました。サーバ仕様が変わったようです。

③ Bootloaderロック解除

この操作は今までと同じでした。 解除の後、USBケーブルを抜いて電源ON、SONYロゴの後、Androidのロボット画面がしばらく表示されます。その後、再びSONYロゴが表示、初期化処理が行われ、OSが起動します。サービスメニュー -> Services -> Configuration を開くと「Bootloader Unlocked : Yes」の表示を確認します。(下図)

尚、Bootloaderロック解除後、純正ROMに戻すと「Bootloader Unlock Allowed: Yse 」に戻ってしまいます。そこでもう一度Bootloaderロック解除すると fastboot GUI版 はどこかからロック解除コードを取得しロック解除します。端末のどこかに記憶されているのかもしれません。

④リカバリの書換

fastbootでリカバリを書換えは成功しますが、Volume Down + 電源 ボタン でリカバリーが起動しません。一度純正ROMに戻してみても Volume Down + 電源 ボタン で純正リカバリーがも起動しません。 SONYロゴ横のLEDが黄色に点灯するだけ。他のWEB記事を拝見させていただくと、どうも boot.img の書換が必要みたいです。boot.img は、OSの.zip の中から取出し、fastbootのでbootを書換ます。

このあとリカバリを書きます。この操作は今までと同じでした。 リカバリを認識すると SONYロゴ横のLEDが緑点灯青点灯します。このタイミングでボタンから指を離します。

⑤ OSの書換

これでVolume Down + 電源 ボタン でリカバリーが起動するようになりました。リカバリは当初TWRP公式サイトに置いてあった twrp-3.0.2-0-scorpion_windy.img を使いましたが、OS書込みで下図エラーが出てしまいました。

古いVersionもNG。ちなみに scorpion_windy とは Z3 Tabblet Compact Wi-Fi版のコードネームらしいです。z3tcw w は Wi-Fi版の意なのでデバイスの認識は合ってそうですが、、、代わりにPitch Black Recovery: pbrp_9.0_z3tcw.img を見つけて書込みし解消しました。Pitch Black Recovery の使用方法は、TWRPその他とほぼ同じです。左下がOS書込み成功時の画面です。ここで一旦OSを起動して確認します。初回起動は5分程度かかります。問題ないようです。(右下図)

⑥ OpenGappのインストール

Open Google Appは、これまでZipにてリカバリからインストールしていましたが、アプリ版ができたようです。試してみましたがうまくいかず。

これまでどおりZipにてリカバリからインストールします。Wi-Fi版は32GBと容量が大きいのですか、miniパッケージまでしか入りませんでした。(左下図) アプリのイントール状態は右下図のとおりです。


これで一旦セットアップが完了しました。予想よりLTE版との違い、環境の変化もあり、冷や汗ものでした。

以上、Z3 Tablet Compact Wi-FiをAndoroid11相当にUpdateできました。しかしながら自分でやるのはメンドクサイ、忙しい、自身が無い方は、弊方でセットアップをお受けいたします。Xperia Z3 tablet Compact Wi-Fi版は難易度低、約1.0時間の個人様向け工数+事務費で税込3,500円~ 。ご相談、依頼はこちらから。

動作確認編パート2につづきます。

ライディングパンツのウエストを紐化する

趣味や得意なことを事業化できれば効率的です。簡単な自動車用品を加工をできないか模索しています。


ライディングパンツのウエストサイズは、インチの1つ飛びが多いです。例えば、28インチ、30インチ、32インチと。。。よって無いサイズは一つ大きいのを選ぶことになります。しかしライディングで前傾が強いとベルトは邪魔です。ベルト自体を使わない方もいらっしゃるでしょう。

プロテクターパンツを中に履く場合は、丁度よくなりますますが、街乗りではプロテクターパンツまでは履かない。プロテクターパンツを履く場合がある方は、ウエストを縫って詰めるのは避けたい

ベルトでなく、状況に応じて調整しやすくするには、、、ヒモ縛りに加工すればよい。

以下は、RSタイチ 30インチの加工例です。ヒモが外側に見えないよう内側出しとしています。

ベルト部の内側が、後ろセンターで縫合されていないタイプならヒモを通せます。スラックスなどは後ろセンターで縫合されていますが、ライディングパンツなどチノパン的なものは大抵縫合されていないです。ボタンの受け側と同じように、ヒモ入口は手縫いで外周を覆ってほつれないようにします。

ヒモは細すぎると役にたちません。ある程度丈夫で柔軟がありヒモは中々ないです。パンツと色も併せたいです。北陸に編み模様と太さを指定して作ってくれるヒモ屋さんがあり、パンツ柄に合わせて迷彩、太さ8mmでお願いしました。ただし5mからなのでどうしても余ってしまいます。

RSタイチ以外に、HYODOマックスフリッツなども、ヒモ仕様の加工を施しています。

ご興味のある方で自作は面倒な方はこちらまで。

SERROW225 アルミ製タンデムステップを美しく作る

趣味を事業化できれば効率的です。簡単な自動車用品を開発販売できないか模索しています。


SERROW225のタンデステップは、最終型までスチール製で重いです。オフロードで転倒するとアルミだと割れてしまうからでしょうか? 色々と流用事例はあるようですがどうも収まりが美しくありません。弊方では SUZUKI GSX-R 用を加工しました。

SERROW225のタンディムステップは、フレーム取付部の上側と下側の開きが大きく、コレが合致する車両を見つけるのは困難です。そこでY字部を広げますが、この加工を行うと鋳物だと割れてしまいます。タンディムステップは鋳物がほとんどです。

GSX-R用はプレス品と鋳物を溶接で結合した作りなので、Y字部を広げ加工に耐えれます。本加工と横方向のオフセットプレートを作って結合すればSERROW225に合致するわけです。

写真はバリを切除して簡単に塗装した状態です。タンディムステップの踝のガードは考え中ですが、大人なら膝を曲げるのて概ね無くてもよさげです。子供だと必要そうです。

ご興味のある方で自作は面倒な方はこちらまで。 知り合いのレース屋さんに量産を相談してみます。

しかしGSX-R の排気量と年式は不明です。