Xperia Z4 Tablet LTE海外版をAndorid11相当にUpdateする【’24.9月編】

めずらしい Xperia Z4 Tablet LTE海外版 SGP771 をAndorid11相当にカスタムROM化時の、国内版である SO-05G との違いを報告いたします。

カスタムROM化の鬼門である “Bootlooder Unlock Allowd” は、海外版では下記のとおり YES でした。これを No → YES にする必要はないです。SO-05G では現在解除サービスが無くなってしまいカスタムROM化不能ですが、 SGP771 をは可能ということになります。

Bootloader を unlock するコマンド “fastboot oem unlock” にて、以下のようにCommand not allowed” という見慣れないエラーが発生し unlock できません。Z3 Tablet Compact 海外版ではすんなりunlockできていたのですが、、、

海外の投稿を拝見すると、まれに発生するようです。その投稿には中途半端な状態で端末初期化すると、unlock解除コードが変わってしまうなど記載があり、根本解決策まで記載されていませんでした。

たまたまfastbootのUIツールでいじくりまわしていて解除できました。手順は以下のわうに一度relockし unlock するものでした。

このあと純正OSを起動して、”Bootlooder Unlock Allowd” を確認します。以下のように上手くいっていました。しかし通常 unlock が成功するとOS起動時に自動初期化が走るのですが、この時はそれが走らなかったです。

SO-05G と同様に OpenGapp をLinageOSと一緒にインストールしましたが、Googleアカウント追加でログイン画面のあと真っ暗になります。OSの Googelメニュー と Google Play も表示が以下のような異常になりました。カスタムROM自体はSO-05G と同じですものです。

OpenGapp は最終更新日が、’22.5月 と古くてGoogleサーバと互換がなくなってしまったようです。

LinageOS公式のGapp MindTheGapps  をインストールします。mobile Android TV がありますが、mobile: MindTheGapps-11.0.0-arm64-20230922_081122.zip を入れました。

これまでのGappは必要そうなものが一式インストールされていましたが、MindTheGapps  でインストールされるアプリは、Google(サービス)Google Play だけで、あと必要なものは Google Play からインストールしろというポリシーです。

しかしこのままだと Google Play は正常動作しません。Google 更新で Google Play は起動可能になりますが、何か操作すると落ちます。以下の追加手順が必要です。

試しに Google MAP を入れてみます。インストールできました。動作させるには端末再起動をしたほうが良いようです。

MindTheGapps をインストールしても Google Playが現れない場合、一度OSから入れ直し、先にOpenGappをインストールしてから、MindTheGapps をインストールすると上手くいく場合があるようです。他機種でも同様の傾向があるようです。

Z3 Tabletでは怪しかったGPS動作を、GPSTESTアプリにて再確認してみます。反応もよく調子いいようです。


以上、SGP771 を Android11相当にupdateし、Google Play の動作させ手順です。しかしながら自分でやるのはメンドクサイ、忙しい、自身が無い方は、弊方でセットアップをお受けいたします。Google Paly初期セットアップに手間をようするため難易度中、約1.25時間の個人様向け工数+事務費で税込4,000円~ 。ご相談、依頼はこちらから。

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