e-taxで赤字決算申請する2

引き続きe-taxで決算税務申請 です。 こちらは「eLTAX」になります。赤字でも県民税と市町村民税の均等割りの支払いが必要です。 こちらは別システム「eLTAX」になります。 県用と市用は共通です。

アカウント作成

県と市用のアカウントを、eLTAXのWEBページから「 PCdesk(WEB版) 」に行き申請します。手順通り問題なく申請できました。この時点で電子証明書が必要になります。

「地方税用PCアプリ版」について

eLTAXのWEBページから、「PCdesk(DL版)」をダウンロードします。 ダウンロード にはパスワードが発行されます。インストールは普通にできました。

県民税の申請

PCdesk(DL版) を起動し、県用のアカウントでログインします。「申告に関する手続き」→「申告データの作成」→「提出先選択」し、「法人都道府県民税・事業税」を選択します。 県用のアカウント を使用しないと、 「法人都道府県民税・事業税」 のメニューが選択できないので焦ります。操作の国税用より多いです。

「国税情報を使用しての作成」という機能は、法人の基本情報がインポートされるだけで、会計数値はインポートされませんので、あまり役に立ちません。

申告様式選択で、「中間・確定申告」→「提出先選択」→「データ一覧」とすすむと、「第六号様式」の申請画面が開きます。こちらを入力して保存します。保存時に自動チェックが行われます。この点はe-taxよりGoodです。

次に「 第六号様式 別表九」も入力し、保存します。

申請書が入力できたら、「申請データ一覧」の右下ボタンから「署名」を行います。この時、電子証明書が必要になります。カードリーダーをPC繋ぎ、マイナンバーカードを差し、次に進むとマイナンバーカードの署名用電子証明書パスワード(長い方)を聞いてきます。入力するとすとすんなり通過します。

引続き「送信しますか?」と聞いてくるので、それに従い、「申請データ一覧」から「送信」ボタンを押すと、再ログインを求められます。再ログインすると送信されます。

これで終了かと思いきや 、納付書の発行の操作が必要です。当方は気づかず数日 納付書 が来るのを待っていました。(もしかしてコロナで免除になった???)

「申告データ送信結果一覧」の右下の「納付発行依頼」を選択すると「納付対象申告一覧」が現れ、今回の申請を選択し、「次へ」を選択します。

次に口座情報入力に進みますが、ネットバンクなど税金の支払いのできる銀行口座できない場合は、スルーして進みます。「証明書表示」→「納付・納入金額一覧」 → 「 納付・納入金額確認」と進み、ようやく納付情報確認画面が表示されます。 口座振込みしない場合 は、ここでペイジー(ATMからの振込み)の各種番号を記録します。

送信されたかどうかは、「メッセージ一覧」で確認できます。申請の受付は瞬時に完了するようです。

納付情報の受付も瞬時に終わるようです。人の手でチェックしたりはしないんですね。

もしも送信時に、納付書の発行操作を忘れた場合は、メインメニューから「納付情報の確認・納付」から「納付対象申告一覧」を開きます。初期表示ではなにも表示されていません。申請内容が消えたのか、納付書操作はワンチャンスなのか焦ります。事業年度期間を入力し、検索を押すと、申請内容が現れます。この時、 期間が会計期間と日付まで一致させないと、検索がヒットしません。あとの操作は通常と同じです。

市町村民税の申請

PCdesk(DL版) を起動し、市用のアカウントでログインします。あとは県の場合と同じです。作成する申請書は、「第二十号様式」のみです。

そのた

起業初年度で、起業月の途中日から開始した場合は、均等割の計7万円が日割りで割引かれます。初年度は知らずに申請しましたがシステム上チェックはかかりません。後から、県の方から手紙が来て返却されました。県の方から「市の方も申請すれぱ返却できるはず」と言われいすました。(市からは特に連絡なし)

まとめ

eLTAXの操作は、余計な画面や確認が多くて難しいです。何分、手書きして税務署に行くよりははるかに効率的です。しかしながら、操作がWEBだったりPCアプリだったり、国用と地方用が別だったり、一つにまとめてれば開発費も減り、税金も大事できたのにと思う次第です。

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