Win11対応のため、HP EliteDesk 800G5 の RS232 ポート付きを中古購入しましたが、RS232ポート がPCIeスロットルに差さっていました。筐体には、RS232 ポートの場所がassignされているのですが、PS2のキーボードとマウスのためのようです。


PCIeスロットルは4つ使う予定なので困ります。幸い PCIe には差さっておらず別コネクタなので移動できそうです。
ボードを取り出します。PS2のキーボードとマウスのコネクタは、筐体カバースイッチと干渉するのでハンダを溶かして外します。実装が無い分には問題ないはずです。基板は目に見えないパターンもあるのでカットしない方がいいです。



筐体標準のRS232 ポートを空けます。別蓋になっていて、軽く溶接されているようです。叩くと浮くのでマイナスドライバ等でねじって金属疲労でもぎ取り、バリをヤスリで削ります。



CPUファンカバーを外して、RS232C基板を取り付けます。うまくはまりました。あとはCPUファンカバーをRS232C基板に合せてカットします。(写真は省略)


USB-RS232C変換とクロス接続して、通信テストします。送受信ともに問題ないようです。

デフォルトで COM2 に割り当てれらているので、デバイスマジャーから割当てを変更しておきます。

以上、これで普通にRS232Cが使用できるようになりました。
もしも同様もお困りで、ご自分で施工したくない方は、こちらまでご一報ください。