ThunderbirdでGmailが使えないとき

Thunderbird Gmail アカウントを追加するとサーバ接続エラーとなってしまいます。Thunderbirdからプラウザ的なものが開き、Gmail への初回ログインテストが促されるところ、以下のようにエラーが発生します。

サーバ接続条件は、受信:IMAP / Port=933 / SSL/TLS /OAuth2、送信:SMTP / Port=465 / SSL/TLS /OAuth2 で合ってはいます。Gmail Thunderbird設定ヘルプページを見ても、特に特殊な設定は記載されていません。Thunderbird をupdateしても効果なし。

Thunderbird Gmail設定のヘルプページを見てみると、Gmail ヘルプページとは異なり「Gmailは信頼できないアプリの接続は許可していない」など厳しい実情が記載されています。下の方にちょろっと「Cookeiを有効化」と記載がありました。メールに Cookei が関係しているとは思いもよりませんでした。下図のように Cookei を有効化します。

再度、初回ログインテストを行うと、下図のようにログインに進みました。

ようやくGmail アカウントが追加できました。でもGmail ヘルプページはこのような事実があることを知っているのにちょっと不親切ですね。

C#でリソースが日本語に変わらない時

自主テーマで、ヨーロッパで作成されたGPLライセンスのFIAT用スキャンツールの日本語化を行っています。以下のような手順で準備をしました。

  1. オリジナルの.NETが2.0 / VSが2010と古いため、.NETを今最古で選べる3.5 / VSを2022に移行。
  2. 日本語リソースは、Formプロパティの[Langage]にて「日本語(日本)」を一旦選んで、form.ja-Jp.resx と lang.ja-JP.resx 追加。その後、[Langage]を「Neutral」に戻す。
  3. 日本語リソースに、日本語の文言を追加。
  4. ビルトして、ja-JP\*.resources.dll の生成されるのを確認。
  5. 前回記事にてカレントのCulture名を、Debug.Printja-JP であることを確認。

しかし、アプリの表示は、日本語に変わりません。

.NETとVSパージョンの移行が問題なのでしょうか? 一からテストProjectを作ってもNGです。

2日間の試行錯誤の上、以下のように「.NET Framework 3.5 開発ツール」がを追加インストールすると、解消しました。ビルド上でも、実行上でもエラーはでないんですね。

C#の日本語リソースは 「日本語」「日本語(日本)」 のどっち

ヨーロッパ製のGPLライセンスのFIAT用スキャンツールを海外日本語化しようと取組んでいます。言語はC#。他WEB記事を拝見すると、日本語 と、日本語(日本) の2つが見られました。Visual Stdio の form プロパティ の Language からはどちらも選べるようになっています。

どちらかデフォルトなのでしょうか? リソースは同じProject内で両方生成できてしまうため、日本語OS上で動作させるとき、どちらをリーソースの作成対象なのか知る必要があります。

いずれを選ぶかによって、以下のように生成される情報がかわります。

選択日本語日本語(日本)
Culture名jpja-JP
Formリソースファイル.jp.resx.ja-JP.resx
共通リソースファイルLang.jp.resxLang.ja-JP.resx
リソースdllファイルja\*.resources.dllja-JP\*.resources.dll

以下のコードを挿入し、日本語での Culture (カルチャ Win32APIでいうロケールと同意 )を確認してみます。挿入箇所はだいたいどこでもいいようです。

Windows11日本語にて、デバッグビルドで実行すると、日本語(日本) のようですね。

こういう時はテストProjectを作り試すのが一番です。日本語 と、日本語(日本) の2つを追加して試すとの以下のようになりました。

TestFlightにてXamarinアプリをiPhoneにインストールするまで1:IPA生成

iPhoneにXamarinアプリをテスト用にインストールするには、

しかし最新OSや特定の端末でインストールできなかったり、端末をデベロッパーモードにしておく必要があったりネガがあるようです。ユーザにインストールサポートも面倒です。「TestFlight」という方法がどうも最新の方法のようです。Visual Studioのページにも説明されていますが、説明不足か情報が古いのかよくわかりません。実際にやってみま結果は以下のとおりでした。

まずVisual Studioのページにもまず「iTunes Connect レコードを作成する」という章があり困惑しますが、「App Store Connect」という言葉に置き替える意味のようです。「iTunes Conncet」という記載もみられますが実際そのページに行ってみても一切関係なかったです。「App Store Connect」にApple Developerでログインして、アプリのページを開きます。ブラウザは、MACからサファリを用いた方がよいようです。Firefoxではページは真っ白になりました。

アプリの情報を入力していきます。事前Apple DeveliperのCertificates, Identifiers & ProfilesのページでアプリのIDを生成しておく必要があります。

Capabilities」(資格)は、「App Attest」に変更します。

2.バンドル署名

プロビショニングプロファイルはApple DeveloperのWEBページでApp Store 用を作成します。基本的な作成方法はこちらの記事を見てください。違う点だけを以下に記載します。

Distribution」を「App Store Connect」に切替えます。この時「Develoeprment」はなんとなく選択したいところですが選択不要になります。

TestFlightでは Ad Hoc と異なり、インストール対象のデバイス選択はありません。いつもセキュリティに厳しいAppleとしては異例かと。誰にでも広くテストをしてもらうポリシーでしょうか? 特定ユーザ向け専用の開発中のアプリであれば、リリースメールを転送すればインストールできてしまうんでしょうか? ( 試してみたいところでしたが未登録の新しい端末がありませんでした)

WEBページ側の操作が完了したら、Visual Studio For MAC にて左側ツリーからiOSプロジェクトを選択し、メニューバー「プロジェクト」->「オプション」->「iOSバンドル署名」から、「プロビショニングプロファイル」を「App Store(自動)」に切り替えます。

Visual Studio For MAC で、アプリをアップロードします。アップロードを開始するまでの準備は、Ad Hoc と同じです。「署名と配布」にて「App Store」を選択し、「アップロード」ですすめます。

うまくいくと左下図のようになります。何か整合性があっていないと右下図のようになります。

引続きアカウント入力、確認画面とすすみ「公開」を選択します。

Appleサーバへのアップロードであっても一応.ipaファイルは生成するようで、その問合せに「保存」で応答します。

このあとアップロードが始まります。しばらくして「アーカイブの検証ができません」とエラーが発生。

しかし、成功する場合もありましたが、WEBページ側は更新されない事象もみられました。

Visual Studio 2019 For MAC では、そもそもuploadできないのかもしれませんね。2022版ならいけるのかもしれません。

一先ずIPAファイルは生成できました。

この後、Xcode にて upload を行い、成功した(’23年12月9日)のですが手順を記録しておらず。パート2に続きます。

法人契約でレンタカーを借りる

弊社には社用車なぞありません。交通機関のつながりにくい場所に出張するには、レンタカーになります。

オリックスさんには法人契約すると、割引などいろいろ得点があるようです。逆に法人契約すると高くなってしまう会社もいるのに素晴らしい。例え一人会社でも法人枠は有効に使い節約しないといけません。

しかしWEBから法人登録しようとすると、「事前にお伝えしているユーザID」の入力を求めら、直ぐにできないようです。取急ぎ個人でWEB予約しました。

車両の引取り時に店舗で伺ってみると、法人登録用紙があり、役員であれば法人手続きできました。しかし即有効にはできないため、一旦個人価格で決済しました。

車両は、コンパクトお任せコースで「トヨタ・ヤリス」となりました。「ヴィッツ」から世界共通名になった「ヤリス」、メータがとても緻密にキレイなった印象です。中央ディスプレイは有機ELっぽいです。キーレス、バックモニター、BT接続のナビ と小生個人のFIATに比べると、ブルジョアな気分です。

排気量1.5Lで2,000rpmで100kmで走行可能とは驚きです。 高速主体で 走行218km、ガソリン11.83L で燃費は19L/lm。

車両を返却後、法人登録ができており、法人価格で清算していだけました。トヨタ・ヤリスで24時間 8,880円のところ7,810円まで下がりました。WEB登録に必要な「契約ID」をGetできました。

WEBから予約するには、登録が必要でした。弊方は店舗で申請しました。登録完了までに3日くらいかかりました。完了すると下図のようにメールが届きました。

予約サイトを開くと、下図のように 通常ログイン初回登録 の2つがあります。店舗でメアドを申請した場合は、通常ログインでよいようです。

初回パスワードはどうすればよいか? 店舗で記入した記憶がありません。パスワード再発行でログインをクリアできました。

  • 法人登録は、費用面でメリットあり。
  • 法人登録は、店舗で半日程度かかる。取急ぎ個人で予約して、出発時に申請してもOK。
  • 予約WEBの登録は、3日程度かかる。急ぎの場合はTELで予約しましょう。