MS Office2003 Win11でstdole32.tlbが無いと警告がでる

軽く、操作性良好、お節介が少なく、完成形といえるOffice2003。作業効率UPのためWin11でも使っています。しかしOS起動後の初回起動時のみ以下の警告メッセージが出ます。

このあと自動修復が走って、正常に起動できます。しかし次回のOS起動後の初回起動時に、再びメッセージが表示されてしまいます。そういえばもう一台のWin11マシンでは出ていなかったような、、、本事象の発生PCは、Office2021もインストールしています。その関係もあるやもしれません。

実害はないのですが気持ちよくはないので調べてみました。

1. アドミンで実行

Execl/WordをOS起動後の初回起動時に、「管理者で実行」をしてみます。アドミンでないので修復が恒久的に反映されないのかもしれません。

しかし結果はNGでした。

2. Win11でのstdole32.tbl のインストール状態

stdole32.tblのWin11でのインストール状態はどうでしょうか? SysWOW64、System32ともに実在はしているようです。

3. レジストリ登録

.tbl は ActiveX Controll のための何かレジストリ登録が必要でした。レジストリ登録をしてみようと試みましたが、そのコマンド “RIGTLIB32.exe” が、Win11には存在しませんでした。このせいでしょうか? 海外の情報を調べると、「Win10からコピーする」との情報あり。適当な場所にコピーして試してみます。

管理者権限で、コマンドプロンプトから実行します。コマンドはとおりますね。

しかし次のOS起動後も再び警告メッセージがでてしまいました。

このあと、もう一度execlの自動修復を行うと、次のOS起動時からは警告は表示されなくなりました。

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