前回の記事では、LineageOS18.1の書込みに失敗まで報告しました。その続きです。
5.カスタムOSの書込み2
リカバリとOSに相性があるケースが見受けられます。LineageOS18.1に相性がよさそうな lineage-18.1-20230529-4microg-UNOFFICIAL-z3tc-recovery.img が見つかりました。再び fastbootコマンドでリカバリを書込み。
リカバリを起動して、LineageOS18.1を再書き込み。 LineageOS専用のリカバリのようです。このリカバリソフトはタップ操作はなく、電源/up/downボタンで操作します。
とりいそぎOpen Gappは入れず、OSのみで試してみます。通常起動するとOSロゴが表示され、うまくいったようです。端末の設定状態は以下のとおりです。
通常のLineageOSには無いSONY専用アプリもふくまれているのがうれしいです。
6.Open Gappのインストール
OSが無事インストールできたので、Gooleアプリのopen版OpenGappをインストールします。Z4 Tabblet では、ARM64bit版だったので同じくやってみると失敗です。(左下図) デバイス不一致のようです。 ARM(32bit)版に変えてみても再び失敗です。(右下図) Gappのパッケージ種類「stock」では容量が足りないみたいです。端末のストレージ容量に対してだいぶ余裕がないとダメみたいです。
パッケージ種を容量の少ないものに変えながら試して、「nano」でようやく成功しました。”Error 21“が発生し、続行有無の問合せあった場合は、”YES” を選んで進みます。
しかし、‘24.9月以降ではGoogle Playサーバとの兼ね合いで、OpenGappのGoogle Playサーバは動作しない可能性あります。その場合はMindTheGapps-11.0.0-arm-20230922_081034.zip をインストールします。手順は SGP771の記事を見てください。
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しかし細かい部分で不満があり見直します。パート3に続きます。