LinageOS18.1 でGoogle Playストア のエラーの対処方法を、詳しくまとめました。【’24.10月追記 この事象は、MindTheGappsのインストールで解消する可能性があります。詳しくはXperia Z4 Tablet LTE海外版の記事を参照してください。】
事象
問題1. Google Play ストア が動作していないと、動作しないアプリがある。
このような極一部です。そのアプリの使用は諦めます。
問題2. 有償アブリでライセンス認証中に、Google Play ストア が動作していないとエラーになる。
ライセンスエラーはアプリ毎に異なりるようです。以下は ライセンス購入済みの Poweramp の例です。インストール初回はライセンスを認識しますがしばらくするとエラーが発生します。同アプリはライセンス認証期間が3日程度あるようです。Dury-Unicorn、Android6相当、SC-02Dでは発生してませんでした。かな打ち派の当方にとっては命の 日本語フルキーボード For tablet は初回認証のみで通りました。
ライセンス認証期間中は、Google Play ストア のバージョンを動作するバージョンに戻します。その手順は当ページ末にて。
問題3. アブリが強制アップデートを求めてきたとき、Google Play ストアが動作していないとエラーになる。
メルカリ、Wowowオンデマンド など時折(数か月)強制アップデートを求めてきます。Amzon Prime Vide はごくたまに。Google Play ストア が動作していないとバージョンアップできません。各アプリのアップデート時だけ、Google Play ストア のバージョンを動作するバージョンに戻します。その手順は当ページ末にて。
Google Play ストアの基本設定
自動アップデートは無効にします。しかしこれは完璧ではなく一時的にしか効かないようです。何かの拍子に最新にUPDATEされてしまいます。
Google Play ストアのバージョンを動作するバージョンに戻す方法
確実に動作するGoogle Play ストア バージョンは、LineageOS18.1 に OpenGapp をインストールしたときのバージョンVer.29.2.15 です。これに一時期に戻します。
「設定」 -> 「アプリ 」から、Google Play ストア を開き、下図の「アップデートのアンインストール」を実行し Ver. 29 に戻すと回復する場合があります。
しかしGoogle Play ストア はアンインストールされる場合もあります。こうなってしまったら次の手順にすすみます。
OpenGappを再インストールしGoogle Play ストアのバージョンを戻す方法
https://apkcombo.com/ などからGoole Play ストアをバージョン指定して、apk をダウンロードし、apkからインストールしてもにぜかうまくいきません。OpenGappのパッケージから戻すのが得策です。
Z3 Tabblet Compact Wifi版、リカバリ: PitchBlack Recovery での一例は以下のとおりです。
- PCなどで、OpenGappのパッケージ open_gapps-arm-11.0-xxx-xxxxx.zip を、SDカードにコピーします。分かりやすくdownloadフォルダにいれましょう。フォルダが無い場合は作ります。
- 端末の電源をOFFします。USBケーブルを接続していたら抜きます。
- SDカードを端末に差します。
- Volume Down を押したまま、電源ボタンを押し続けます。
- SONYロゴ左のLEDが緑に光ったら、両方のボタンから指を離します。
- SONYロゴ左のLEDは青になります。
- PitchBlack Recovery が起動します。(下図1)
- Mount メニューをタップします。
- micro SD card にチェックを入れて(下図2)。戻りをタップして、メインメニューに戻ります。
- Instatll メニューをタップします。
- ディレクトリツリーを ↑ してトップにして(下図3)から、externel_sd を探してタップします。ここがSDカードに中身です。
- downloadフォルダを開きます。
- open_gapps-arm-11.0-xxx-xxxxx.zip をタップします。
- 画面下の Swipe to Flash を左から右にスワイプすると再インストールが開始されます。
- インストールは10分程度。正常に完了すると下図5のようになります。Reboot SysyemをタップするとOSが起動されます。
- OS起動後ただちに、Google Play の自動アップデートを無効に設定します。
以上、面倒ですが、まれに最新でもエラーが発生しない Google Play ストアのバージョンが現れます。いつか安定するかもしれません。