市民税特別徴収をPay-easyで払う1

社員の市町村民税を会社が払うみとを「特別徴収」というそうです。昨年度は市支払用紙を印刷してもらい、郵便局で現金支払っていました。近年、起業後短い会社でも入りやすいネットバンクでも、pay-easyがサポートされ始めました。市役所に聞くと、「特別徴収」もpay-easy払いがeLtaxでできると聞きました。早速試してみます。手順は以下の通りです。

手順1 納税情報の確認

市町村から送付された「給与所得等に係る市民税・県民税 特別微収税額の決定・変更・通知書」を用意します。

手順2「特別徴収」先の市町村の法人アカウントを作成

まず法人の登記市町村ではなく、社員の市町村のeLtaxのアカウントを作成します。作成は、eLtaxのPC Desk WEB版で行います。ブラウザの自動チェックはされないですが、firefoxはNGです。深夜はシステムが稼働していません。

新規アカウントで進めて、提出先を社員の市町村にします。

あとは登記市町村と同様に登録します。

最終的に登録確認画面は以下のようなります。

この後、デジタル署名が求められます。

この後、デジタル署名のプラグインのインストールが促されます。国のeTaxでいれたのではと思いましたが、それとは別で追加インストールが必要なようです。

これを突破すると、アカウントIDがGetできます。パート2につづきます。

Execl2007以降の吹出し背景色と白文字コピー対策

MS Excel 2007以降、以下の問題が生じました。

  1. デフォルトの吹き出しの背景色が微妙に水色で、文字色が白となる。
  2. それを嫌って背景色を白/に文字色黒にする。
  3. 吹き出し内でCtrl+C/+Vでコピペすると白文字がコピーされ、何も見えない。
  4. 右クリックメニューから、書式なしコピーを選ぶと解決するのですが、マウス操作が二段階要し、無駄な時間を食い続けてしまう。

仕事で、背景色「微妙に水色」、文字色「白」なんてありえません。世界中の人が困っているとおもうのでいつか直ると待っていますが、2021でもそのままです。なんで!???

発想を変えて、テーマの色を変えると、うまくいくようです。

ページレイアウトから、テーマ -> 配色 -> 色のカスタマイズを選びます。

以下ダイアログの上から5番目までを以下のように変えます。名前をつけて、別themeとして保存します。

あとは、テーマを切替えれば、背景白/文字黒で吹き出し内でCtrl+C/+VでコピペしてもOKです。

しかし、新規ファイル作成時は、デフォルトテーマになってしまうようです。ユーザアカウント毎に、デフォルトテーマを指定できるとよいのです。そもそも仕事ではテーマなぞ概念は不要ですが、、、

MS Office2021からPDF化後、電子印荒くなる

ようやくMS Office 2021を導入しました。しかしOffice 2003より、PDF化後、電子印が荒くなってしまいました。PDF化に使用したのは「Microsoft Print to PDF」、電子印はpng。

容量削減のため自動的に圧縮されていると推察されます。図等であればよいのですが、電子印だと気になりますし、先方にも失礼にならないか心配です。

Office 2021の設定を以下のように変えてみましたがダメでした。

またしばらまく2003が必要そうです。重要な画像は圧縮しないように、2003の頃のように指定できるとよいですね。

ExeclもWordも同じでした。

MAC Book Pro 2015 earlyで適当なSSDに換装する

MAC Book Pro 2015 early 当方所有のモデルは、SSD 128GB。iPhoneシュミレータを一つ追加すると、数GB単位で容量を消費し、直ぐに容量不足です。仕方ないのでSSDを換装します。MAC Book のSSDは、M2タイプのPCIeです。

まずこちらの記事を拝見させていただきました。記事によると、選定されたSAMUSUNGのSSDは、なかなか高価です。SSDのファーム更新も必要らしく面倒です。

SSDのピン配がMAC専用のようで、変換基板が必要です。変換基板はMAC用として複数種販売されていて、モノによってはSSD機種を限定されています。それらのSSDはどれも高価です。

そんなにSSDの条件が厳しいのか? M2のPCIeならなんでもよいのか? 試してみます。

購入したSSDは、以下のものです。Amzonで、5,500円。WDなら怪しくないでしょう。

Western Digital SSD 500GB WD Blue SN570 ( 3,500MB/ ) M.2-2280 NVMe WDS500G3B0C-EC

ピン配アダプタは、こちらです。付属しているドライバかMAC用の☆型かなと期待してましたが、ただの+ドライバーでした。無駄な付属品です。

結果は、上記の組合せで、動作しました。換装状態は以下のとおりです。

いちおうなんとかというユーティリティでチェックしました。

OSの認識状態は、

まあ問題ないってことですね。以下、実施してみた留意事項です。

  1. MAC内でSSDは、+でなく、トルクスで止められいるのでそのドライバの準備も必要です。弊方は買うのが面倒なので、電ドリでネジ山を削り取りました。
  2. 新しいSSDは事前に、MACのディスクユーティリティで、フォーマットが必要。
  3. オリジナルのSSDは、ピン配がWindows PCともことなるため、何にもつかえないです。

Raspberry Pi シェル内でOS経過時刻を判定する

Raspberry Pi Zero WHに4Gモジュールを接続する3にて、OS起動時から規定経過時間以内に、PPP接続できなかった場合、OSリブートするように仕込みました。その仕込み先は、シェルスクリプトですが、規定経過をどのように判定したかを解説します。

通常、シェル内で現在時や取得できますが、OS起動からの経過時刻を取得するコマンドが見つかりませんでした。..しかし、 pythonでは組みたくない。言われてみるとWindowsにもないような... .困りました...そうだ 新しいコマンドを作ってしまえばいい。

OS起動からの経過時刻は、カーネルシステムコール:times() です。コマンドのソースコードは以下の通りです。ラズパイでは単位はmsecになるようです。

#include <stdio.h>
#include <sys/times.h>
#include <memory.h>

struct	tms	tmwk;

int main(int ac, char **av)
{
	printf("%lu\n", times( 0 ) );
}

デバック不要なので、コマンドラインで一回だけビルトします。

cc -o passtime passtime.c 

このpasstimeコマンドを、シェルから ` …` で呼出し、シェル変数に取り込みます。

START_10MSEC=`passtime`

while [ 1 ];do
   NOW_10MSEC=`passtime`
   PASS_10MSEC=$(( $NOW_10MSEC - $START_10MSEC ))

   # pass 5 min
   if [ $PASS_10MSEC -gt 30000 ];then
	shutdown -r now 
   fi

   # under flow timer
   if [ $PASS_10MSEC -lt 0 ];then
	shutdown -r now >> $ASAHI_LOG
   fi

一応、アンダーフロー時も処置しておきます。

Raspberry Pi Zero WHに4Gモジュールを接続する3

前回記事

前回ラズパイと4GモジュールのPPP接続まで説明しました。今回は、実用面での課題を述べます。

① USBラインの瞬断

USBケーブルするタイプの4Gモジュールの場合、コネクタのぐらつきで瞬断する場合があります(もしくは想定されます)。IoT機器内に設置する場合、ケーブルの取り回しでストレスがかかることも。マイクロusbならなおさらです。

いろいろと試したところ、一度接続異常が発生すると、ラズバイがハングする場合があるようです。USB接続がぐらつかないよう物理的に対策をしておくことをおススメします。例としましては、

  • USBケーブルをケース等に固定する。
  • 取回しスペースが狭い場合、L字のUSBケーブルを使用する。
  • 可能な場合、ラズパイのserialポートで、4Gモジュールと接続する。

② USBラインのノイズ

USBはノイズに弱いので、規定以上発生すると、PPPが断線します。ノイズの出やすいIoT機器の場合、どこに設置されるか想定できない機器の場合、配慮が必要です。実際に弊方でも本番装置に搭載後、予期無くPPP断線しました。以下そのsyslogの内容です。

Mar  2 10:33:20 raspi kernel: [ 1435.722327] usb usb1-port1: disabled by hub (EMI?), re-enabling...
Mar  2 10:33:20 raspi kernel: [ 1435.722387] usb 1-1: USB disconnect, device number 2

EMI?(電磁障害かも)とラズパイは言いたいようです。この事象が発生すると、OSその他動作は継続するものの、OS再起動しないかぎりPPP接続が復帰しません。対策としては、PPPの接続状況を常時監視し、切断したらOS再起動さるシェルスクリプトを作成し、rcから起動し常駐化せました。以下そのスクリプト例です。

#!//bin/sh 
PPP_ON=0

while [ 1 ]
do
    # Check PPP gen device
    ifconfig ppp0 > /dev/null
    RET_PPP=$? 

    if [ $RET_PPP -eq 0 ];then
        PPP_ON=1
    else
        # Turn PPP on to off
        if [ $PPP_ON -eq 1 ];then
           echo "Catch to turn PPP on to off."
               :
           ( いろいろ後始末 )
               :
           shutdown -r now
        fi
    fi

    sleep 30
done

ifconfigコマンドで、PPP切断を判別してみました。リブート中は応答できなくても許容されるシステムに場合に限ります。

なお、本当のノイズか白黒つけるには、放射電雑試験を行うべきてすが、大きな電機メーカさんでも絡んでないと難しいです。

③ 起動時のチェック

動作環境によって、必ずしも起動時に、PPP接続できるとは限りません。可能なかぎり以下チェックをいれます。カッコ内は、チェックのためのコマンド例です。

  • 4Gモジュールを認識しているか? ( lsusb | grep Qualcomm )
  • WAN接続できているか? ( ifconfig wwan0 > /dev/null )
  • PPP接続できているか? ( ifconfig ppp0 > /dev/null )
  • ルーティングが正常か? ( route | grep ppp0 )
  • ドメインにパケットが届くか? ( ping 対象ドメイン -c 3 )

起動後、すぐにPPP接続はできないので、数秒置きに数分繰り返し、PPP接続できない場合はOSリブートするしかないですね。上位の管理機器があれば、そちらに知らせて処置するが妥当でありましょう。

Raspberry Pi Zero WHに4Gモジュールを接続する2

前回記事

前回ラズパイと4Gモジュールの接続確認を説明しました。今回はインターネット接続まで行います。

① PPP接続準備

まずPPPパッケージ(ドライバ?)を以下のようにインストールします。

$ apt-get install ppp

ppp接続を、APN(インターネットプロバイダ)毎の設定を編集します。ひな形の入手先は忘れましたのでファイル全体をのっけときます。以下太字部をAPNに合わせて変更します。ファイル名はAPN名とします。今回は “rnet” としました。

# example configuration for a dialup connection authenticated with PAP or CHAP
#
# This is the default configuration used by pon(1) and poff(1).
# See the manual page pppd(8) for information on all the options.

# MUST CHANGE: replace myusername@realm with the PPP login name given to
# your by your provider.
# There should be a matching entry with the password in /etc/ppp/pap-secrets
# and/or /etc/ppp/chap-secrets.
user "APNログイン名@APNパスワード名"
# MUST CHANGE: replace ******** with the phone number of your provider.
# The /etc/chatscripts/pap chat script may be modified to change the
# modem initialization string.
connect "/usr/sbin/chat -v -f /etc/chatscripts/gprs -T APN名"
# Serial device to which the modem is connected.
4Gモジュールの接続先デバイスファイル名(例:/dev/ttyUSB2)
# Speed of the serial line.
4Gモジュールとの通信速度(例:115200)
# Assumes that your IP address is allocated dynamically by the ISP.
noipdefault
# Try to get the name server addresses from the ISP.
usepeerdns
# Use this connection as the default route.
defaultroute
# Makes pppd "dial again" when the connection is lost.
persist
# Do not ask the remote to authenticate.
noauth

ラズパイのGPIOで接続指示するタイプの4Gモジュールの場合は、GPIOへの出力を開始します。以下、GPIO 6で、接続を開始する一例です。

#!/bin/sh

# Port of 4G-module on/off is enable.
echo "6" > /sys/class/gpio/export
sleep 0.1

# Set port of 4G-module on/off mode to output.
echo "out" > /sys/class/gpio/gpio6/direction

# Turn on 4G-module.
echo "0" > /sys/class/gpio/gpio6/value

② PPP接続実行

“rnet”は、/etc/ppp/peers/ に配置します。配置後、PPP接続コマンド”pon”を以下のようにたたきます。もちろんスーパーユーザで。

$ pon APN名

接続を確認するには、ifconfig をたたけばよいです。以下のようなにppp0とwwan0が現れればOKです。

ifconfig

ppp0: flags=4305<UP,POINTOPOINT,RUNNING,NOARP,MULTICAST>  mtu 1500
        inet 100.70.xx.xx  netmask 255.255.255.255  destination 10.64.xx.xx
     (中略)

wwan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
        inet 169.xxx.xx.xx  netmask 255.255.0.0  broadcast 169.xxx.xx.xx
    (中略)

接続が確認できない場合は、エラー内容はsyslog に出力されているので、内容を確認します。尚接続解除は、”poff”コマンドをたたきます。

OS再起動時、PPPは自動接続されますが、ラズパイのGPIOで接続指示するタイプの4Gモジュールの場合は、rcスクリプトにGPIOへの出力を追加する必要があります。

③ インターネット接続確認

適当なドメインにpingで確認すればよいでしょう。PPP側のルーティング情報を、ルーティングコマンド”route”で以下のように追加設定します。

$ route add -net 0.0.0.0 ppp0

pingの結果は、以下のとおりです。初回すこし時間かかります。ping拒否のドメインもあるので、yahoo かgoole、自社ドメインが適当です。

$ ping yahoo.co.jp
	
PING yahoo.co.jp (183.79.xx.xx) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 183.79.xx.xxx (183.79.xxx.xxx): icmp_seq=1 ttl=51 time=46.5 ms
64 bytes from 183.79.xx.xxx (183.79.xxx.xxx): icmp_seq=2 ttl=51 time=159 ms
  ( 後 略 )

④ 自動接続設定

ルーティング設定は、OS再起動するとなくなるため、OS起動毎に設定する必要があります。当方では、ppp接続後に自動呼出しされるスクリプト”/etc/ppp/ip-up”に追加しました。

#!/bin/sh
    (中  略  )
# if pon was called with the "quick" argument, stop pppd
if [ -e /var/run/ppp-quick ]; then
  rm /var/run/ppp-quick
  wait
  kill $PPPD_PID
fi

/sbin/route add -net 0.0.0.0 ppp0

# Donot exec this shell. exec from /etc/init.d.
##/home/remolog/remolog_main.sh &

また、当方ではラズパイの無線LAN側を、DHCPでなく固定IPでないとうまくいきませんでした。何かの誤りかもしれませんが、注記いたしておきます。

PPP接続側は、/etc/network/interfaces に以下太字部を追加します。

# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)

# Please note that this file is written to be used with dhcpcd
# For static IP, consult /etc/dhcpcd.conf and 'man dhcpcd.conf'

# Include files from /etc/network/interfaces.d:
auto rnet
iface rnet inet ppp
provider rnet

source-directory /etc/network/interfaces.d

これでインターネット接続までできました。実用時の問題と対策に続きます。

次記事

Raspberry Pi Zero WHに4Gモジュールを接続する1

コンパクトなRaspberry Pi Zero Wに、4Gモジュールを接続してIoTシステムを構築しました。Pi Zeroと4Gモジュールの接続について解説していきます。諸事情により4Gモジュールの機種は非公開ですが、USB接続、コアチップはQualcomm製ですのでHowToとしは汎用性があるかと。以下テーマに分けて解説していきます。

① ラズパイ側の対応

始めるまでしりませんでしたが、ラズバイは4G接続に予め対応しています。ただしOSは、Raspbian GNU/Linux 10 kernel 5.15あたり以降が良いようです。kernel 5.4では認識しませんでした。その上で以下のように最新化したほうがよいでしょう。尚当方ではsudoは使用せず、su – rootで常時スーパーユーザで作業しています。

apt update
apt -y upgradeapt dist-upgrade -y
rpi-update
apt autoremove -y
apt autoclean

4GとUSBでつなぐので場合、標準のserial通信は殺します。

systemctl disable serial-getty@ttyS0.service

4Gモジュールをラズバイに接続して、以下のコマンドをたたくと認識しているか確認できます。

②4Gとの初期チェック

まず初期チェック用に、”minicom”ユーティリティをいれます。以下コマンドです。

apt-get install minicom

4GモジュールとUSBがつながると、/dev/ttyUSB2 に通信ポートが割り当てられます。以下コマンドをたたきます。通信速度は11,520程度、echo backはONにします。

minicom -D /dev/ttyUSB2

4Gモジュールとのやり取りは、ATコマンドを使用します。ATコマンドは元々有線電話回線用の標準コマンドでしたが、無線用に拡張されて今に至っているようです。ネットで検索すると、いろいろ仕様がでてきます。”minicom”で以下の”AT ~”の部分たたき、以下のように応答が返ってくればOKです。SIMは差しておきます。

AT                            
OK
AT+CNMP=38
OK
AT+CSQ
+CSQ: 19,99
OK
AT+CREG?
+CREG: 0,1
OK
AT+COPS?
+COPS: 0,0,"NTT DOCOMO NTT DOCOMO",7
OK
AT+CPSI?
+CPSI: LTE,Online,440-10,0x1249,49418752,201,EUTRAN-BAND1,276,4,4,-74,-1005,-746
OK

最後のコマンドで “Low Power Mode” となる場合、PCから電源供給しているれようなら、5VのACアダプタから供給したほうがよいでしょう。

つづいてインターネット接続に続きます。

次記事

ms office2003のツールバー設定を他PCに移す

MS Office 2003の情報は、今やネット上に情報が少ないので、まとめておきます。

1)Execlの場合

ユーザフォルダから、特定ファイルを移動元から、移動先にコピーし、Execlで開きます。一回で出来ない場合があるようです。数回やってみます。

2)Wordの場合

他officeツールとことなり、レジストリ保持のようです。移動元PCでエクスポートして、移動先で登録します。

3)パワポの場合

特定ファイルのコピーだけで済みます。

VAIO Pro PG / VJPG11*を、500GB NVMe SSDに換装する

お出かけ用開発期「VAIO Pro PG / VJPG11*」は、Win11対応のCPU、RAM 8GB、指紋認証、made in Japan、軽量、中古なら3万円程度ととでも良いマシンです。しかしWindows、組込み、モバイルと開発環境をいれると、ストレージ容量はいっぱいです。SSDの換装に踏み切ります。

「CrysalDiskinfo」で調べると元々搭載されていたSSDは以下のとおりでした。

SAMSUNG MZNLM256HAJQ

日本設計と安さと以下のものを選びました。

KIOXIA 内蔵 SSD 500GB NVMe M.2 Type 2280 PCIe Gen 3.0×4」

購入してみて、最近のノート用SSDのインターフェイスも「SATA」と「PCIe」の二種類があるとは知りませんでした。オリジナルは「SATA」です。果たして使えるのでしょうか?

VAIOサポートサイトでは、別モデルですが近い年式では対応していると情報がありました。

「VJS111,VJS131,VJZ131*] PCI Express対応SSDについて」

VAIOを開けます。VAIO Zなどと比べると開けやすく、SSDも簡単に外せます。KBとのフラットケーブルはロック解除方法が分からず、外さず作業しました。SSDの長さもマッチしてました。

内容のコピーは、NVMe用のSSDコピー用アダプタは種類も少なく高く、コピーツール無しで以下のように行います。

  1. SSD-USBメモリに、Windows Backupで換装前のディスクイメージを作成。
  2. Window 11起動USBメモリを作成。
  3. SSDを差し替え。
  4. 上記2で、上記1をディスクイメージを回復させる。

BIOSは、新しいSSDを認識しているので、「PCIe」でも行けそうです。しかしOS起動時に「INACCESSABLE_BOOT_DEVICE」なるエラーが出ました。

Windows11の「自動復旧」が効いたのか、何回か再起動を繰り返していると治りました。SSDの認識状態は、以下のとおりです。転送速度は倍早いらしいですが気持ちそんな感じ。温度が高めなのが気になります。

専用のユーティリティが用意されているのもユニークです。

しかし、アプリテスト用Windows10英語は動作しなくなりました。古いWin10はドライバが対応していないのかもしれせん。こちらはOS再インストールしました。