SHでC言語のアセンブラコード展開を確認するには?

SHマイコンで、C言語のアセンブラコードを確認したくて以下の設定にしてみましたが、.src は出力されませんでした。そもそも「表示」って何でしょう?

もしかして、コード表示で「逆アセンブル」のこと? 確かに Hew のデバッガ上では確認できるのですが、コンパイラ単体で使用する場合は困りますね。

ビルド時の asmshの コマンドラインシーケンスを見てみると、”-list” の部分でしょうか?

.lis を開いてみると、元々 .src のコードだけ出力されているので違いますね。

他のオプションを探してみると、以下の部分ようです。

出力された.lst を開いてみると、他ルネサスマイコンと同様にCコードとの対比形式で出力されていますね。

SHで、C言語→アセンブラ展開を行うためのコマンドラインシーケンスは、

でした。

.xlsxを開くプログラムにExecl2021が指定できない

弊方では、Execl2021 と Execl2003 を併用しています。.xlsxを開くプログラムにExecl2021が指定できない事象が発生しています。OSは Windows 11 です。事象は以下のとおりです。

Win11の「設定」の方から、スタートメニューのショートカットを指定しても同じ結果でした。

先にExecl2021をプログラムメニュー等から起動して、.xlsx をドラックすればこの問題は回避できるのですが不条理です。レジストリを検索してみると、.xlsx は Execl2021 に割り当てられているようにみえます。

確かにExecl2021がインストールされている状態から、Execl2003をインストールしました。確かに2003で2021のことを考慮できるはずはなさそうですね。ただいま調査中です。

役員報酬昇給による社会保険料への申請

社会保険料への昇給の申請手順の覚え書きです。

e-Gov で行います。「e-Gov電子申請アプリケーション」を起動し、「手続き検索」もしくは「手続きブックマーク」から、「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額変更届(単記用)(2019年5月以降手続き)」を選択します。この時、毎年7月の定期申請( 手続きの無駄だとおもうので廃止してほしい )用に、4月、5月、6月に固定された画面があります。それが開いた場合は「手続き検索」から「被保険者報酬月額変更届」を検索してやり直してみます。

以下に入力のポイントを記載します。

間違えるとやっかいなのが、3つの入力欄がある事業者整理記号です。これに関連するのは4つの要素があります。

都道府県コード2桁、公式一覧あり
市町村コード2桁、公式一覧なし
事業所記号3桁
事業所番号5桁

    当申請を始めた当初、NGを食らいまくっていました。TRY&ERRの末、市町村コード事業所記号事業所番号 の順で落着き、以来3年上記で入力していました。

    【’25.1月追記】しかし、ホバー表示で説明が出るようになり、そのは異なる内容でした。桁数も文字種checkもされないので、どちらが正解なのか判別つきません。 確認のため下記説明に準じて入力しておきました。

    以下のようにすすめます。なお本手続きでは電子署名は不要です。

    以上で申請は完了です。

    変更された社会保険料の支払いについてはこちらを参照。

    一人会社で年末調整と青色申告を行う手順3

    前回記事では源泉徴収票を作成し、国税庁に送信までおこないました。

    前回、一年の源泉徴収税額の計算を行いました。次に納税のための手続きをおこなっていきます。

    e-TaxソフトWEB版 を開き、メニュー4「申請・申告・納税」-> 「新規作成」-> 「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)」を選択します。これが青色申告の後期用の納税書になります。

    入力とそのポイントは以下のとおりです。

    以前から、一年間の源泉徴収税額 と、青色申告前期の納税額 が本票に現れないのが妙だなと感じています。後期の本票の期間を一年にして、「年末調整による不足税額」「年末調整による超過税額」を記入すると表現できる気がします。書き方がまちがっているのかもしれませんが、ここ3年はこれで申告して差戻されてはいません。税額自体は変わらないのでまあいいかという感じでしょうか?

    引き続き以下のように送信します。こちらは何故か電子署名は求められません。送信後は、正式pdfを取得しておきます。

    後は、メインメニュー に戻って、「送信結果・お知らせ」-> 「メッセージボックス一覧」から、「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分) 」の 「受付完了 」を開き、写しをPDF等に印刷します。pa-easyなどの納税に必要な支払い情報は、下の方にスクロールすると出てきます。弊方はいつもの情報がないと探してしまいました。

    国への申請と、市町村民税のための市町村への申請は連携していません。市町村民税の算出のために必要なため、必ず実施します。

    手順はこちら。

    以上で年末調整の手続きは完了です。また来年。

    一人会社で年末調整と青色申告を行う手順2

    前記事では給与を集計し控除額の算出を行いました。次に納税のための申請書を作成していきます。

    e-TaxソフトWEB版 を開きます。’25ではログインとTOPメニューが変更になっているようです。

    メインメニュー「申請・申告・納税」-> 「新規作成」-> 「給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出 【提出枚数100枚以内】」を選択します。

    税務署情報ページにて、「新規区分を提出される方」-> 年分等(対象年度)の入力 -> 「次へ」で進めます。下図の「給与所得の源泉徴収表」を開きます。

    給与所得の源泉徴収表」に、前記事で作成した申請書の内容を転記していきます。今日のところ「年末調整控除申請書作成ソフトウェア」で作成したデータのインポート機能は無いようです。

    まずは前記事にて作成した申請書から数値を転記していきます。少々分かりにくいのが生命保険控除額は、⑮の中央列の値を転記します。

    以下入力ポイントです。

    • 所得金額調整控除額は通常は不要なようです。
    • 必須と記載されていませんが個人番号を入力しないと警告がでます。
    • 受給者番号は空白でいいようです。
    • 内支払金額は空白でいいようです。
    • 内社会保険料等の金額は空白でいいようです。

    控除額の計と、源泉徴収額は自分で計算する必要があります。Execlで計算します。源泉徴収額は、国税庁の所得税率ページに従います。その額から復興税2.1%( 2037年まで算入必要 )、すなわち1.021%を乗じて、100円未満切捨てした額になります。国税は給与外収入20万円以下は申告不要とのことなので、給与外収入を含めない額で計算しています。7月の青色申告分も含めた一年分を記入します。

    保存してすすみます。

    こちらは内容を確認して保存するだけです。尚、「保存」を押すと、オンライン上に保存されるのではなく、PCローカルに .wxtx という xml ベースのファイルが保存されます。

    よく収入証明で利用される「源泉徴収票」のPDFを生成しておきます。手順は下図のとおりです。

    PDF表示後、ダイアログは表示されたままなので、キャンセルして閉じます。以下メッセージがでますが構わず閉じてOKです。このPDFは確認用で正式版ではありません。

    これ以降は、通常のe-Taxの送信操作と同じです。署名して送信します。

    送信後、後は、メインメニュー に戻って、「送信結果・お知らせ」-> 「メッセージボックス一覧」から、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書… 」の 「受付完了 」を開き、PDF等に印刷して保存しておきます。‘25.1月では通知が別階層でUIも変わり分かりづらくなりました。

    これで今年度の源泉徴収税額が求まりました。パート3 納税に続きます。