D-U-N-S Numberを発行する手順

法人で Apple Developer Progeam 加入に必要な USAの企業番号「D-U-N-S Number」の発行手順の覚書、弊社ユーザ用にまとめたものです。

Apple IDAppleの機器がなにかしら必要ということになります。
MACが無くても、iPhoneユーザなら問題なしです。
英語会社名予め決めておきます。
記号は「D-U-N-S Number」では登録できますが、
Apple Developer Progeam で記号を用いるとエラーで弾かれます。
登記簿抄本WEBページ上でuploadするため、PDF化しておきます。
費用無償
待ち時間番号の発行に5日。
番号がインターネット上で伝播し使えるようになるのに7~14日。

「Dun & Bradstreet」というUSAの会社さんに依頼します。以下URLです。

https://www.dnb.com/duns.html

ここから会社情報の入力までの手順を未記録していませんでしたが、以下の手順だったかかもしれません。難しそうでしたら、TV会議システムで画面を見せていただきながらサポートいたします。

まず会社情報を入力していきます。

会社情報の最後に、USAの産業分類コード北米の産業分類コードを調べて入力します。

社名を証明する書類を添付します。当方は登記抄本にしました。

WEBページ上で申請が完了すると以下の表示となります。

依頼が受けけられると以下のようなメールがとどきます。

番号のは発行が完了すると以下のようなメールがとどきます。当方は6日でした。「DUNS:」に続くのが発行されたDUNS番号です。

英語社名が間違っていた場合は訂正できます。初回登録と同じ時間がかかります。番号はかわりません。

Apple Developer 登録にて、番号が使えるようになるまでには7日かかりました。

Gmailアカウントへ送信エラーとなる調査’23.12月編

2023.11月、弊社アカウントからGmailアカウントへ送信したメールが、Gmailサーバに弾かれてエラーで戻ってくるようになりました。2023.8月は送信できていました。その調査結果を記録しておきます。

弊方の環境は以下のとおりです。

メールサーバレンタルサーバ
ドメイン1独自ドメイン
ドメイン2レンタルサーバ初期ドメイン
SPFレコード独自ドメイン側で設定
使用メールアカウントユーザ名@レンタルサーバ初期ドメイン
メールサーバホスト名ドメイン1とドメイン2とは異なる。
メールクライアントソフトThunderbird
プロトコルIMAP
暗号化SSL/TLS

サーバはレンタルで、独自ドメインを取得しています。このようなケースは割と多いのかなと思います。SPFレコードは設定していますが、レンタルサーバ側の仕様で設定先は、独自ドメイン側のみです。

まずSPFレコードに、ドメイン1 と ドメイン2 を含めてみました。

理屈的にはよいのかと思いましたがダメでした。一応ダメ元で以下もためします。

更に一応ダメ元で以下もためします。ダメでした。

何分、設定がDNS伝播しおわるまで、タイムラグがあるためTRY&ERRがしにくくて困ります。

Gmailの受信をWEB上で確認してみると、届いていめメールは証明書がついています。弊方は未対応です。

他の届いているメールをみると証明書はついていないものもありますね。暗号化も必須ではないようです。

ドメイン1、ドメイン2、メールサーバホスト もpingは通ります。DNS的はOKですね。

サーバ上から直接送信すると、うまくいきます。そこで、Thunderbirdの自動設定で設定されたリアルサーバのメールアカウント「ユーザ名@レンタルサーバ初期ドメイン」を、「ユーザ名@独自ドメイン」に変更してみました。するとGmailアカウントへの送信は受付けられました。ドメイン1 と ドメイン2 は、DNSエイリアスで同意と解釈していましたが、この場合は異なるようですね。

SPFによるドメイン照合は各種サイトで説明されていますが、具体的にメールのどの部分がどうなのか説明が良く分かりません。失敗したメールのテキストヘッダ部は、

成功したメールのテキストヘッダ部は、

以上のことからGmailサーバの動作は、以下のとおりとなるようですね。

また、

役員賞与の申請「事前確定届出給与に関する届出書」を e-Taxで行う詳細

役員の賞与は事前届け出すれば損金に算入できます。そのe-Taxでの申請方法の覚書きです。以前の記事は曖昧だったので詳細版を書きました。

まず基本情報です。なんとなくe-eovっぽい気がしますがe-Tax側です。

申請期限期首から4か月まで
使用するe-Taxディスクトップ版
申請先国(最寄りの管轄税務署)

e-Taxを起動して、以下のように選択していきます。

確定申告で選択するほう「申告」のままでは、帳票メニューに「事前確定給与…」がでてきません。

後は、帳票をダブルクリックでひらいて入力していきます。弊方の書き方になってしまっているやもしれませんが以下の書き方で指摘は今のところありません。

事前確定届出給与に関する届出書:

付表__2 事前確定届出給与等の状況(金銭交付用):

あとは署名して送信します。実際にその時期に支払ったか、支払い額が一致しているかなどの申請は無いみたいです。確定申告時にチェックされるのかなと思います。

.ipaをWindows版iTunesでiPhoneにインストールする2023.11月編

前記事でiOS用アプリパッケージ:.ipaファイルを iPhone にインストールしるため、Windows版iTunes をインストールしました。 引続き.ipaファイルを iPhone へインストールしていきます。

0. iPhone側を、デベロッパーモードに切り替えます。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開き、一番したまでスクロールし、「デベロッパーモード」開きます。デベロッパーモード画面から「デベロッパーモード」をON( 右にスワイプ )します。iPhone再起動が求められるのでOKします。再起動後、「本当にデベロッパーモードしますか」にOKで応答します。当モードがOFFでもインストール自体は可能ですが、アプリ実行時に必要です。

1. iTunesを起動します。

2.iPhone をUSBケーブルでPCに接続します。

3.以下のよう App メニューを有効にします。

4.以下のようにモードを「App」に切替え、「iPhone App」を選択し、.ipaファイルをドラックします。

5.以下のようにインストールを指定します。「インストール」ボタンが「インストールする」に切替わります。

6.画面右端に、インストール後のホーム画面の状態が表示されます。「適用」を押すとインストールが開始されます。この時、iPhone側でパスコードの入力を求められるので、それを入力します。

7.インストール中は以下の表示になります。

8.インストール後、以下のように「インストールする」ボタンが「削除」に切り替わります。

説明は以上です。うまくいきましたでしょうか? 後は iPhone 側でアプリを実行します。iPhone はデベロッパーモードのままである必要があります。

アンインストール手順は以下のとおりです。この時は iPhone側はデベロッパーモードである必要があります。デベロッパーモードOFFでも受付けされますが、さりげなくスルーされます。

.ipaをiPhoneにインストール用にWindows版iTunesをSetupする2023.11月編

.ipa(iOS用アプリのパッケージ、作成方法はこちら)を、アプリのテスト用に、MAC Book無でiPhoneにインストールするための手順です。色々なサイトで解説されていますが、投稿時期によって違いがあるようです。2023.11月の状態としまとめなおしました。

今回の説明の条件は以下のとおりです。

PCWindows11 Pro 64bot概ねWindows10 64bit でも同様と思います
iPhoneiPhone 8 / iOS 16.7.1デベロッパーモードON

iTunes の当作業の対象バージョンインストーラは、32bit OS と 64 bit OS を厳格にチェックします。64 bit OSで、32 bit用インストーラを実行すると以下のメッセージが表示されます。

PCにインストールされているWindowsが 32bit か 64bit か確認します。尚、本投稿では現在主流である64bit Windows で説明していきます。

入手が必要な iTunes のバージョンは 12.6.x.x です。他同件の投稿では「12.7以前はOK」「12.7以降はNG」という記述がありますが、後者が正しい情報です。加えて古すぎるバージョンもNGです。Apple公式で公開されている 12.4.3.1 では、iPhone接続時にエラーとなってしまいます。(以下メッセージ中の「12.7以降」の記述は当作業においては対象外の模様です)

Windows用iTunes バージョン 12.6.x.x は、現在Apple公式ダウンロードページからは削除されています。よって有志ダウンロードページから入手することになります。やや怪しいので機密情報のないPCでダウンロードすることをお勧めします。仮想OSでダウンロードし、ダウンロード後ロールバックするのも良いでしょう。インストーラそのもの改ざんは困難なのでその安全性は問題ないと思います。

PCに他バージョンの iTunes がインストール済みの場合、いろいろとエラーが出ます。以下のようにアンインストールします。

① Windowsの設定」→「 アプリ」→「 インストールされているアプリから以下のアプリをアンインストールします。なお 「コントロールパネル」→「プログラムと機能」からは正しくアンインストールできないようです。

② 以下左図のフォルダを、削除する(名称変更でもOK)します。削除しない場合は、以下右図のメッセージが表示されます。

iTunes64Setup.exe を以下のように実行します。実行ファイル名は、インストーラの入手方法によって異なる場合がありますので、適宜に読替えてください。

初回起動時は、Microsoft Store のモードで立ち上がります。下にスクロールして「Microsoft Store以外からのインストールを続行する」をクリックして、一旦、終了します。

もう一度以下左図のように iTunes64Setup.exe を起動します。Windowsからの「実行を許可しますか」のメッセージに「許可」で応答すると、インストーラの起動が始まります。以下右図の画面が表示されます。「次へ」をクリックします。

後はインストーラのガイダンスに従いインストールを進めます。下右図に到達したら「完了」を押します。

ライセンス許諾が表示れるので、その内容を読んで「同意する」を押します。その後、お知らせに「OK」で応答します。

ここでようやく iTunes が起動します。念のため メニュー「ヘルプ(H)」→ 「バージョン情報(A)」を選択し、バージョンが 12.6.x.x か確認します。バージョンがエンドロールのように流れるのがAppleらしい(いい意味で何の役に持たない演出) ですね。

以下のメッセージが表示された場合は、「キャンセル」もしくは「いいえ」で進めます。

さらに自動Updateを避けるため、メニュー「編集(E)」→ 「環境設定(F)」を選択し、「詳細」タブを選び、「新しいソフトウェア更新 . . .」のチェックを外しておきます。

次に、iPhoneと接続確認をします。iPhoneを USB(ライトニング ケーブル で接続します。以下メッセージ(以下左図)が表示されるので「OK」で進み、同時に、iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか」とメッセージ(以下右図)が表示されるので「許可」で応答します。

メニューのiPhoneアイコンを選択し、以下のような表示となればOKです。

しかし iPhone X を接続すると以下のメッセージが表示されました。

取り急ぎ 12.6.3.6 を用いましたが、 iTunes 12.6.x.x の最終 12.6.5.3 のインストーラを入手し、アップデートしてみます。そうすると iTunes は iPhone X と接続できました。

iPhone Xの発売時期は2017年9月、iTunes 12.6.3.6 のリリースは2017年9月22日もしかすると iTunes リリース以降に発売された機種には対応していないのかもしれません。 Apple公式情報では取り立てそのような説明はないのですが、、、

もしそのとおりなら iPhone 11、13、14 は、iTunes でのインストールは出来ない可能性が考えられます。上記エラーが12.6.3.6 のみの問題であることを祈ります。