前記事ではFUJITSU Q556/R でWindows11にて新エディションにupdateができなくなり、その原因を報告しました。 Win11対応のCPUが搭載できるQ558とのそれができないQ556を購入間違えていたのが根本原因でした。
Q558の入手
運よくQ558/VのCPU/ストレージ無しのドンガラを安価に入手できました。再セットアップ工数と購入費のトレードオフ面では疑問ですが、業務上の買い物失敗は取返したいところです。双方の基板を比較してみます。


Q558ではRS232Cがオプションになったみたいです。今回は残念ながらRS232C無でした。

確認用部品の入手
Q558/Vドンガラは動作不明のため、まず確認用に比較的安価なCPU: core i3 8100T を入手します。

Q558/Vドンガラには、PC4-2666 4GB が差さっててました。本機は core i5 8700Tモデルだった模様です。CPUと通信速度が合うQ556/Rで使っていたPC4-2400 に差替えます。
OSアップデート
Q556/Rで使っていたストレージを差し電源ON。OSライセンス的にはQ556/Rに元々もあるので問題ないハズです。CPUと基板が変わったので少し時間がかかりますが起動しました。
そこからWindows Updateでは24H2のアップデート項目は表示されなかったため、USBメディアでインストールを開始。当然ですがCPUチェックは通過します。

下記のとおりWindows11 24H2 にアップデートできました。



アプリ動作確認
一応マシンとしては別になったので、アプリの動作確認をします。
MS Office 2003はライセンス承認も求めてきます。承認は通過(未だできますね) こちらはパッケージライセンスなので問題無しです。



Q556/Rに入っていたMS Office 2021はプレインストールライセンスの模様で更新はできず。再購入が必要です。 MS-Office 2024パッケージ版を新規購入です。



永続ライセンスで購入できるPDFエディタ:wondershare PDFelement は再ログインでOK。ライセンス変換的な行為は不要でした。これが使えなかったら納入や見積書作成ができずタイヘンでした。

以上、これで正しく Windows11 24H2 にアップデートでき、多分この先も心配しなくていいでしょう。