Microsoft Storeに有償でアプリを公開する2

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Microsoftパートナーのアカウント作成を行います。登録URLはすぐに見つかるはずです。

当方は、MSDNに加入しているため、Microsoftのアカウントは作成ずみですが、これとは別に作成する必要があります。(その割当て操作があったかと思います)

Microsoftパートナーのアカウント作成を開始すると、まずプランを問われます。(表示は切替れば日本語になると思います)

次に住所等を入力します。

次に登録料をカード払いします。GMO法人Vデビットカードでも通りました。

最終確認画面が表示され、AgreementにOKすれば完了です。

ここまでは簡単です。

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Microsoft Storeに有償でアプリを公開する1

自社の開発で制作したツールアプリを、公開し、費用回収と広く社会貢献できないか思案しております。Vector等ですと、日本のみです(かね?)。そこでWolrd Wideに市場を広く、Microsoft Store に有償公開し始めました。(といっても1、2ドル程度) ゲーム等でなく、ユーティリティアプリでも公開可能です。

有償での公開方法は、ネットで紹介がすくなく苦労しましたので、当ブログで紹介したいと思います。

【準備するもの】

  1. USAから日本に送金が可能な銀行口座。例えば、三菱UFJは可能です。みずほ、GMOあおぞらはNGです。
  2. Paypalアカウント。法人でも作成できます。GMOのVISAデビットでも作成できました。登録のハガキが2回きますので、2~3week要します。
  3. Visual Stdio 「Windowsアプリケーション パッケージ プロジェクト」。msiではなく、AndroidのapkのようなStore用のインストールパッケージを生成するためのプロダクトです。visual stdioに追加インストールできます。弊方では、VS2019を使いました。

【全体手順】

  1. Microsoftパートナーのアカウント作成
  2. 「支払いのプロファイル」の作成と審査
  3. 「税のプロファイル」の作成と審査
  4. アプリケーション名の申請
  5. アプリケーションパッケージの作成とテスト
  6. パッケージの登録と審査

以降、順をおって解説していきたいと思います。

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Xamarinで新規imageが表示されなくなる

Xamarin.Form.Imageで、新規に追加したImageが表示されなくなりました。プロジェクトエクスプローラでは表示されます。「埋込リソース」も設定済みです。

一度削除して追加してみても×

「埋込リソース」の解除と再設定をしても×

.csproj を直接編集してみても×

仕方なく新規Porjectを生成してみると、全く画像が表示できなくなりました!!!

ふと、既存の画像ファイルと、新規追加ファイルを比較してみました。

するとパスが頭大文字「Image」と頭小文字「image」と違いがありました。

そこで.csproj を直接編集し、ディレクトリ名を合わせてみました。

直りました!!!

ファイルパスの大文字、小文字は識別することは理解していましたが、、、

画像ファイル追加前に、「Image」フォルダが紛失し、CVSからチェックアウトしたとき、「image」と頭小文字に変わってしまったのが発端のようです。

しかし、追加済みの画像ファイルは、大文字小文字が違っていても読めてしまうのが、トラップのようです。

4時間は悩みました。 ひどいです。

CANアナライザを安価に導入する

「CANaLyzer」など開発用のCANアナライザは高価です。シュミレーションはできませんが、フリーでオープンソースの「BUSMASTER」があります。

色々なメーカさんのCANインターフェイスが使えます。手近なところでは、PEAK Sysyem社のUSB-CANがありますが、日本では絶縁あり版のみの販売で高価です。絶縁無し版を本国ドイツから直接購入を試みましたができないようです。

そこでUSBタイプでなく、PCIeボートタイプを探しました。USBよりも人気がないようで、運が良いと中古が安価に見つかります。

Kvaser社のPCIEcan HS 型番:73-30130-00425-2 の中古を入手しました。「BUSMASTER」で使えるでしようか?

ドライバソフトは、登録不要で、フリーでダウンロードできました。

BUSMASTER」では、CANデバイスの種類の選択は、機種毎だったりメーカ名だったりアバウトです。

メニューの「Kvaser CAN」を選択してみると、表示されるので認識しているようです。「PCI can」の方を選びます。

XCPの通信をモニタしてみたところです。

「virtual」は、channel0とchannel1どうしで、疑似通信ができる模様です。

ちなみに、PEAK System社のPCIeボートも中古が出回っていましたが、CANデバイスメニューには「PEAK USB」と記載されているので、未対応なのかもしれません。

これで弱小会社でも、(持ち運びできませんが)CANのアナライズ環境を構築できました。

elTaxで個人の市町村民税を申請する。

弊方は、e-Taxで年末調整をしています。このとき個人の所得申請は全てOKと思っていました。しかし市から苦情がきました。国へは申請されますが、県と市には申請されないようです。市への申請を、elTaxで行ってみました。申請は、「PCdeck DL版」で行います。WEB版ではできません

法人と社員個人の市町村がことなる場合は、メインメニュー「利用者情報に関する手続き」->「提出先・手続き変更」から提出先の市町村を追加します。提出先登録完了後(IDが発行されます)を、社員個人の市町村に切替えます。

メインメニュー「申告に関する手続き」->「申告データの作成」-> 「利用者情報の確認」を行うと以下のメニューが開きます。

上記メニューから「個人住民税」を選択し、以下の申告区分を選択し、画面右下の「次へ」を押します。

次に、特別徴収義務者つまり会社側を登録します。提出先の税務署は、社員の市町村の管轄税務署を調べて指定します。毎年初年度だけでなく毎年入力が必要なようです。

上記画面から「次へ」を選択すると源泉徴収の入力画面が開きます。内容は年末調整と同じようです。同じ値を入力します。年末調整と違う点を図中に注記しています。

上記画面を入力後、「次へ」を選択する内容がチェックされ、申請データ作成一覧に移ります。ここでは「合計表」を選び入力します。これは必須です。年末調整では無かった気がします。

合計表」閉じて、申請データ作成一覧にて「次へ」を選択すると、以下のようにデータ生成が走ります。

そうすると、市町村用と国用のデータができます。個人住民税から行うと、国と市町村の両方に同時に送れるシステムになっているそうです。給与支払報告書及び源泉徴収票電子的提出一元化」というらしいです。気配りは良いのですが機能ダブりは税金のムダなので考えものですね…

記画面を入力後、「次へ」を選択すると「給与支払報告書」なるものが表示されます。そこから次ページを開くといつもの「給与所得の源泉徴収票」が現れます。「給与支払報告書」は何のためものかよくわかりませんが、内容がチェックできたら「次へ」で進みます。

内容がチェックされ既に国に送っている場合、署名の段階で市町村のみを選べは、国への二重送信は回避できます。

後は、法人の市町村民税と同様に、署名して送信すればOK。

以上で申請は完了です。

ちなみに個人として、市へ所得申請しようとすると、個人事業者や年金受給者のような扱いになってしまうようで、一人会社でも会社として申請した方がスムーズのようです。申請は法人で行い、支払いは個人で行う方法も選べるようです。起業2年まで手順を知らずそうしていました。

Advanced Installerを試す

近年高価すぎるInstall Shield。他にAdvanced Installerというものがありました。イギリスのようです。フリー版、Pro版$500、エンターブライズ$1800と、小チームでも手が出せそうな価格です。Free版を試してみました。

1.インストール

HPから普通にダウンロードします。問題なくインストールできました。ライセンスキーの発行はなかったです。

2. 作成できるもの

インストーラ本体は.msiで生成されます。一つのSetup.exeには固めてはくれないです。インストールファイルがばらけると運用が面倒でなので重要です。

プロジェクト種類は以下のとおり。VB6が入っているのが泣かせます。

3. 定義方法

ウィザードに答えていけば、定義ができます。以下、スクリーンショットの一部です。

お決まりのインストール後のレジストリキーも定義されます。UIは、Installshield風でかわいい感じです。

4. 仕

InstallShieldのようなスキンは、Pro版でできるようです。

シングルexeはPro版でできるようです。

インストール条件も選択できるようになっています。「Setup Project」では、自分で書かないといけないので、こちらが一歩出ていますね。

しかし、アップデート時に重要なUpgraudeコードの指定がみられませんでした。自動でしょうか?

5. 実行

ビルドしたインストーラの実行結果です。日本語にも対応してますね。ライセンス文の追加やバーナー部の画像変更ができるかは未確認です。

結論としては「使える」といえます。Visual Stdio「Setup Project」と大まか同等。しかし、インストーラは様々なPC環境もありデリケートです。時間をかけて評価したいと思います。

InstallShield Limited Editionは未だ使えるか?

昔、InstallShieldはExpress版で10万円以下、Pro版で20万円程度でした。現在は、100万円以上かかってしまうようです。小組織では導入が厳しいです。「Visual Stdio Setup Project」ではかゆいところに手がとどきませんし、 「InstallShield Script Project」で作ったインストーラもあります 。そこでVisual Stdio 2015に付随する「InstallShield Limited Edition」が未だ使えるか調べてみました。

Visual Stdio 2015を新規インストールし、機能追加まではいけましたが、ダウンロードでNGでした。

現在の配布状況を検索してみると、公式フォーラムに以下の情報がありました。

https://community.flexera.com/t5/InstallShield-News/Product-Announcement-InstallShield-Limited-Edition-Discontinued/ba-p/217448

以下のような内容でした。

公開日は’21.12.14。もう少しはやければ、、、おしかったです。

VS2022の「Setup Project」も、特に機能UPしていないし、Window Installerを直接はつらい非効率。

「wise istaller」はなくなり 「Installanyware」もすでに100万円台。 「MSI Factory」というのは、1ユーザで5.6万と、手が出せそうな価格でですね。

MSI インストーラ作成ツール Indigo Rose社 MSI Factory:エクセルソフト (xlsoft.com)

「Advanced Installer」というものありますね。Freeware, Professional($499), Enterprise($1799) の3種があるようです。

Introduction to Advanced Installer

試してみたいと思います。

Win11でMsOffice2003が動作するか?

win11の動作確認続きです。AndroidStdio、SEGGER、CS+、e2studio主だったIDEはOKでした。

MS Officeの完成形は2003だと思います。軽くで最小の機能、お節介機能が無い。ショートカット操作を多用する弊方としては2007以降はマウス操作しか受け付けない部分があり非効率です。ドキュメントを 効率よく作成するのに今だ用いています。

MS Office 2003 standard パッケージ版を、win11にインストールしてみました。 パッケージ版は、ディスクトップ一台とサブノート 一台 にインストールできます。中古で安く導入可能です。(違法ライセンスに要注意)

Execl、Word、Power Pointともに、特に問題なくインストールでき、動作しました。

オンラインのライセンス認証も、まだできますね。(Windows XPは ライセンス認証はサーバが終了していますが、、、)

2007互換パックも入りますね。

使用に関しては賛否両論あろうかとおもいますが、ファイルは生だしせず、最新Officeに変換したり、PDF化すれば、リリース先でのトラブルは防げるでしありましょう。

Win11でVB6アプリは動作するか?

今だVB6アプリも少なからず残っています。Mircosoftの公式サイトでも、ランタイムの互換が公表されました。Execl VBAを.netにするわけにもいかず、サポートし続けるを得ないのでありましょう。.NETコントロールは複雑すぎて、一般人にはつらいと思います。いままで見たIDEの中で、最速でアプリを作成できるのは、やはりVB6です。

弊方でも実際のところを確認してみました。

  1. アプリの動作

弊方が開発中のチャートグラフミドルのテストアプリのVB6版を動作させてみました。普通に動きました。ミドルのocxは、regsvr32コマンドでこれまで通り登録できました。Mircosoftのvb6のランタイムセット(vbrun60sp6.exe)はインストールが必要です。

VB6のIDEは、MSDNでも未だ配布されています。ライセンスの問題はないので、WIn11にも入れてみました。インストール&基本動作はOKでした。

ただWin10と同様にインストールオプション選別が必要です。吊るしのままですと以下のエラーがでます。この辺りは他者さんのサイトに情報があります。

IT会社さんは、VB6アプリをみると、しきりに.netへの移植を勧めます。 純粋移植作業は見積もし易く、単純作業で、問題が発生してもオリジナルコードのせいにでき、低リスクで稼ぎやすい案件です。(アランブラ→Cは別ですが、、、) 規模が大きければ尚更。.NETに移行する機能的/運用的な目的をはっきりさせましょう。まだ動くコードを大事にしたいですね。


ということでVB6のは未だ使えます。開発環境の無いがMSDNに加入までしたくない、手がたりない、自身がない、担当者がいなくなったなどお困りの方は、こちよりご相談ください。

Win11でVC++6.0アプリは動作するか?

Windows上では古いプラットフォームで作られたアプリがたくさんあります。インストーラレスで動作させるアプリを作るためにVC++6.0で作成する場合もあります。mfc42.dllは、Win98以降OSプレにブレインストールされています。

この度、Windows11がリリースされました。はたして VC++6.0 のアプリは動作するのか、確認してみました。

  1. PCの準備

Windows11は、CPUの前提条件が厳しいです。しかし最新PCを購入するとタイヘンです。

まずHyper-VでWin11インストールを試みましたが、ホストPCが未対応だとNGです。

PCメーカのWindows11対応機種を確認して、「VAIO Pro PG 13 ICore5 16GHz 8250Uモデル」を導入しました。 某有名リース会社さんの放出品で、3万円代半ばでリーズナブルに用意できました。

無償アップデートてインストールは問題なし。PC型番は以下の通り。ドライバも全部当たっています。

なおiCoreの8世代目以降がWin11の条件です。かなり古いPCで Win11で販売している中古PCは、Windows Updateができないなどトラブルがあるらしいです。

2. テストアプリの作成

Win8 のPCにVC++6.0をインストールし、 VC++6.0で適当なアプリを作ります。Win10以降では、VC++6.0のIDEを起動するにはIDEのexe名変更を要しましたので、念のため本適用は控えました。

なお MSDNでは VC++4.0 までの配布で、VC++6.0は未配布です。弊方のIDEは当時のパッケージ品です。

3. テストアプリの実行

win11にexeをコピーして、起動してみます。デジタル署名などセキュリティでけられるかと思いましたが、普通に動きますね。

VC6は、 セキュリティや安定性の問題もありますが、用途次第といったところだと弊方は考えます。なんでも.netにすればよいわけではないです。なおMFCは、今だVS2022でもサポートされていて移行は簡易です。(インストーラ再構築と一連テストは必要) 効率のよい最新のVisual Stdioでデバックして、 コードだけVC6に戻す手もあります。


ということでVC6のは未だ使えます。開発環境が用意できない、手がたりない、自身がない、担当者がいなくなったなどお困りの方は、こちらよりご相談ください。