富士通ESPRIMO Q556/R のCPU換装

ミニPCの中で、RS232Cを装備、ACアダプタなし、DVD-R装備、安心の日本製と富士通のESPRIMO Q556シーリーズ、出先で本物RS232Cが必要な場合に最適です。中古はiCore7版は数が少なく高額、取り急ぎ安価なiCore3版を導入しています。後でiCore7単品を買い交換すればよい。この方が割安です。

Rシリーズのスペック表では、core i3版は型番:core i3-7100T、iCore7版は型番:core i7-7700T。同じ7世代目です。core i7-7700Tは中古で入手し交換に踏み切ります、相場は1~1.2万円のようです。

まずCPUを外します。3つの大きい+ネジが空回りするまで緩め、CPUクーラの隙間にマイナスドライバをつっこんで浮かし、硬くなったCPUグリスで張り付いているの剥がします。

上図のロックレバーを外すし、上方向にスライドさせるとCPUが外せます。

CPUグリスはブレーキクリーナで拭き取ります。core i3-7100Tcore i7-7700T を一応比べてみます。外観は同じですね。

CPUクーラー側のCPUグリスを除去して、新しいグリスを塗布して、core i7-7700T を装着し、PCを起動します。無事に起動できました。オリジナルのスペックと比較すると、正しく認識しているようです。

しかしCPU速度が上がるので、冷却能力は大丈夫でしょうか? 「intel Power Gadget」にて、ウイルスフルスキャンで負荷をかけ確認してみます

これて低予算でESPRIMO Q556/R iCore7版を用意できました。あとは経過観察します。

GALAXY Tab S 8.4 SC-03GをAndroid10相当にSetupする

趣味が仕事に繋がると、この上ない限りです。個人的でありますが、古いAndroidにカスタムROMをインストールしお家用として使い続けたり、仕事ではアプリの各種はOSバージョンでのテスト専用にしたりしておりました。

先刻、個人の方から「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」にカスタムROMをインストールしてほしいという依頼があり対応しました。8インチ適度なサイズ、高解像度、キレイなgoldカラー、キーボード付き魅惑的な端末です。Android6止まりですが、処理能力もそこそもなので、捨ててしまうのは勿体ないですし資源のムダです。物は大事につかいたいですね。

インストールしたOSは「LineageOS 17」、Android10相当になります。元々有志の方々が作られたオープンなものなので、HowToとして掲載したいと思います。用語やセットアップ方法は、国内外サイトで説明されていますので、当方が実施した手順の要所のみ説明いたします。


  • 指紋認証は使用できなくなります。
  • 通話は海外モデルでハード的に可能となっているため、SC-03Gでは通話はできないままです。

各種用意するツールやROMデータは公開状況が日々変化します。当方は以下の構成で行いました。当方から配布はできないため、くぐって入手してください。https://androidfilehost.com/が主な入手先です。

書換用WindowsアプリOdin3ver. 3.14.4
root化イメージCF-Auto-Root-sc03g-sc03g-sc03g.tar.md5CF-Auto-RootのWEBサイトからのものはうまくいかず。その他2つ試したがNG。
boot loaderBOOT-MODEM_SC03GOMU1BPJ1(5.0).tartwrp-3.4.0-2-klimtdcm.tarだけではbootできない。
カスタムリカバリtwrp-3.4.0-2-klimtdcm.tarv3.0.2、v3.2.3、v3.3.1はうまくいかず。
OSイメージlineage-17.1-20201213-UNOFFICIAL-klimtdcm.zip
OpenGappopen_gapps-arm-10.0-full-20220215.zipzipエラーがでる場合あり。構わず続行する。【’24.11月追記 MindTheGapp はinstallできず】
純正OS5.0.1 、6.0.1どちらでも行けるかは未確認。
その他BOOT-MODEM_SC03GOMU1BPJ1(5.0).tarもしかすると必要かも。何かがBootせず書き込んでみたというメモあり。

① USBケーブルは未接続で、端末をホーム+下ボタン押しで起動し、Odinモードで起動。

上ボタン押しで続けると書換受付モードになります。

Odin3で、root化イメージを書く。端末をUSBでPCと接続して、AP の欄でroot化イメージを選択して、Startを押します。 成功するとRESET! の部分が PASS! に変わります。

端末側で海賊Androidロボ( これはSAMSUNGのセンスなのでしょうか? )が表示され、書換が進みます。

③ OSが自動起動されます。

root化されたか確認します。

④ 再びOdinモードで起動し、Odinにて boot loader と カスタムリカバリを書込み。TWRP単品のみ書込みでき、TWRPが起動できて LnageOS を正常書込みできて、純正の bootloader のままでは LInageOS は起動しませんでした。

⑤ PCで、SDカードにOSイメージとOpenGappをコピーし、端末に差す。

⑥ 端末をホーム+上ボタン押しで起動し、リカバリモードで起動。受け付けると以下の表示が出ます。

その後、TWRPが起動します。

⑥ TWRPで、Wipeして、SDのOSイメージとOpenGappのzipを選択してインストール。

なお電話アプリはありますが使用はできません。海外の通話可能モデル用と思われます。

Gappの最新MindTheGappsを試しましたがエラーになってしまいました。2024/11/28

Z3 Tab、Z4 TabのLinageOS18では、OpenGappのGoole Play がアップデート後、動作しなくなる事象がありました。各アプリをアップデートしておきました。2024/11/28

  • Google ・・・ver. 15.46.41
  • Google Map・・・ver.24.47.04
  • Chrome・・・ver.131.0.6778
  • GMail・・・ver.2024.11.03
  • youTube・・・ver.19.46.40
  • Google Play・・・自動updatewで43.7.19


以上、SC-03GをAndroid10相当にUpdateする方法です。しかしながら自分でやるのはメンドクサイ、忙しい、自身が無い方は、弊方でセットアップをお受けいたします。SC-03Gは難易度低、約一時間の個人向け工数+事務費で税込み4,000円~。ご相談、依頼はこちらから。

電波試験認可はハードとソフトで行いますので、カスタムROMは認可されているといい難い部分があります。お家用として使用されるのを奨励いたします。しかしハードである程度スペックが定まっていますから、著しく問題が生じるとは思えませんが、、、

純正romの書き方。

GPartでWindows Cドラを移動してみる

組込み、Winアプリ、Androidと色々扱っていくと、Cドラがどんどん足りなくなってきます。Cドラ手前のリカバリ領域の残骸を詰めたい。古いpartition magicをwin10に入れようとしたら、インストーラが起動できません。市販品を買うほど、パーティション操作の頻度はありません。そこで、オープンソースのディスクパーティションソフト「GPart」でがあるようです。Windowsには対応していないとのことですが試してみました。

基本的に使い方は、DVDにダウンロードした.isoを焼いて、DVDブートでPCを起動します。以下初期状態です。この時点で、EFI領域もディスク中央にできていたので、先頭に移動済みです。

Cドラの開始位置を詰めます。この時点では変更は反映されません。画像ではMSR領域(MIcrosoftの管理部)削除していますが、あとでMSR領域ありで試しています。

操作を反映します。

Windowsではやばいと警告がでます。

操作の反映が始まります。一時間くらいかかりました。

以上の結果、Windowsは起動しませんでした。

今回、EFI領域とMSR領域の移動は、GPartで行いましたが、Windows上でdiskpart/bcdedit等で移動し、Cドラの先頭の移動だけすければうまくいくかもしれませんね。

市民税特別徴収をPay-easyで払う2

前回記事はこちら

前回、納税先市町村のeLtax用のアカウントを発行するところまで報告しました。これよれ納税をしていきます。

国のeTaxとは異なり、利用時間は 平日8:30~0:00、祝日、年末年始は利用できません。要注意です。

1. 納税額の登録申請

PCDesk(DL版)を起動します。ログイン画面から「新規作成」で先刻発行されたアカウントを登録します。「メインメニュー」→「納税に関する手続き」→「納税メニュー」→「個人住民税(特徴)」を選びます。ここから以下のように操作していきます。

年度の期間は6~5月です。1~5月は現在年より一つ前を指定します。

納税情報を入力します。市町村からの納税通知書の番号を入力することで、eLtaxと紐づけされます。しかし未入力でも操作は進めてしまうためスルーしないように気を付けます。

支払い月はユーザが選択する必要があります。納税通知書の支払い月を選択します。月の選択リストは支払済みの月に関わらず全部リストされるので、支払月の重複や支払月の抜けが生じやすいので、納税通知書の支払い月のよく確認することが必要です。

納税額は、市町村とはリンクされず、手入力が必要です。

これで納税額が登録されましたが未だ納入できません。次へ進みます。

以下のダイアログに応答すると、pay-easyの番号が発行されます。

2. pay-easy情報の入手

納税メニュー」に戻り、「納付情報の確認・納付」→「納付情報一覧」から、pay-easyに必要な「収入機関番号」等を確認します。

pay-easy対応の銀行で、eLTaxの納付情報より支払いします。これで毎月郵便局に行かなくて済みますし、市役所に行って支払い用紙の発行してもらうのが不要になりました。

市民税特別徴収をPay-easyで払う1

社員の市町村民税を会社が払うみとを「特別徴収」というそうです。昨年度は市支払用紙を印刷してもらい、郵便局で現金支払っていました。近年、起業後短い会社でも入りやすいネットバンクでも、pay-easyがサポートされ始めました。市役所に聞くと、「特別徴収」もpay-easy払いがeLtaxでできると聞きました。早速試してみます。手順は以下の通りです。

手順1 納税情報の確認

市町村から送付された「給与所得等に係る市民税・県民税 特別微収税額の決定・変更・通知書」を用意します。

手順2「特別徴収」先の市町村の法人アカウントを作成

まず法人の登記市町村ではなく、社員の市町村のeLtaxのアカウントを作成します。作成は、eLtaxのPC Desk WEB版で行います。ブラウザの自動チェックはされないですが、firefoxはNGです。深夜はシステムが稼働していません。

新規アカウントで進めて、提出先を社員の市町村にします。

あとは登記市町村と同様に登録します。

最終的に登録確認画面は以下のようなります。

この後、デジタル署名が求められます。

この後、デジタル署名のプラグインのインストールが促されます。国のeTaxでいれたのではと思いましたが、それとは別で追加インストールが必要なようです。

これを突破すると、アカウントIDがGetできます。パート2につづきます。