Windows修復でネットワークドライブが認識されないとき

Windows修復ディスクからBACKUPしたドライブイメージを回復するとき、ネットワークドライブが認識されない事象がありました。その対処メモです。

ネットワークドライブを「net use 接続先ドライブレター ネットワークドライブパス」手動接続します。

しかし 今回はWindows修復メニュー「イメージから修復」を選んでも、ネットワークドライブのディスクイメージを認識しませんでした。以前は普通にできていたときおくしているのですが、、、仕方ないので修復PCのOSを入れない方のディスクにコピーします。

HP EliteDesk 800 G1 Win10→ Win11 UPDATE メモ【Win11初期設定ですべきこと】

そろそろWin10のままのPCのWin11化が必要です。対象機種は HP EliteDesk 800 G1 。CPUは、core i 4世代なのでWin11にできません。各種ソフトを入れなおすのは面倒です。その実施Memoです。

PCハードは別途入手が必要です。ヒューレッドパッカード:HPといえば元々はUNIXマシンの大御所です。 COMPAQを合併して今のような形になりました。昔はHP UNIXマシンでHP-UXを使うこともあり敬意を表してHP DESKTOP PCを選定しています。HP EliteDesk 800 G1 は PCie が4スロットあり全部使用、HDDは3つ使用、SDカードスロットルもよく使います。新品は予算が厳しいため、HP EliteDesk 800 G5 あたりが core i 9世代 で、数年は使えそうです。

G800 G5 のHDDは外し、G800 G1 のHDDを抜いて G800 G5 に全部差します。

PCを起動します。デバイスドライバは標準で大体あたるので、Win10で起動します。ディスプレイ解像度がリセットされるので、そこだけ変更します。

Windows11InstallationAssistant.exe をダウンロードして実行します。これで自動的にアップデートできます。これでインストールソフトを維持したままWIn11にできました。初回は「Win11と互換性がない」と怒られますが、何回か実行していると通過しました。

エクスプローラメニューが簡易表示は業務使用に耐えないので変更します。要Win再起動。

ドライブ二重表示回避の設定ももどってしまうので、もう一度実施します。

ドライブ二重表示も再設定が必要みたいです。

MS OfficeはPCが変わるとライセンス認証が必要となるので、再認証します。パッケージ版は問題ないですが、他のライセンスはライセンス規約を確認する必要があります。旧PCハードの添付品ならHDDを移行したことでOKとなると思います。以前の使用者がインストールされたものはNGにだと思います。

win10でスタートピンに設定していたWin10アプリグループにまとめられてしまっています。Win10アプリグループから移す必要があります。

Windows11の不便な点を処置しています。

Win11 のペイントは最低最悪です。操作性、潜在バグ、お節介盛沢山。アンインストールします。旧ペイント paint classic をインストールします。インストール済みの他Win11 PCでは以下のようにしていました。どうやってインストールしたのでしようか?

‘25.8月現在、MS Storeにおいてあった記憶がありましたが、’25.8月現在は消えています。個別サイトで ClassicPaint-1.1-setup.exe が 公開されているようです。前者は英語表記でしたが、後者は日本語表記になるようです。

ちなみにmspaint1.exe を単品コピーすると、「新しいドキュメントを作成できません」とエラーになります。

Win11 のメモ帳も使いにくなっています。MACタブのように対応したかったようですがメモ帳には不要です。

スタートメニューの「おすすめ」はデッドスペースです。履歴は非表示にできても「おすすめ」表示自体は非表示にできません。以前調べましたが、まだ非表示モードはサポートされないようですね。スタートメニューのサイズも変更できるようにしてほしいものです。

win11からエクスプローラから ディスクのクリーンアップ がなくなっています。Win11にUPDATEすると、Win10のバックアップが残ります。この削除は ディスクのクリーンアップ を直接起動して行う模様です。以下の場所から呼び出せます。

画面キャプチャは Alt + PrintScreen で一発で撮るのが効率的です。Win11から範囲を指定するようになりましたが効率が落ちます。たぶんMACのマネでしょう。しかしWindowでは以下のように無効にできるのでユーザフレンドリーです。

以上、Windowsそのものの設定でした。モバイル端末が個人ユーザの主流になっている今日、Windowsは仕事で使う方が多いかとおもいますす。上記のような設定に一撃で切り替えられるなど素晴らしいですね。

以下はその他の設定です。

CS+のデーモンプロセスがエラーを吐くようになりました。

以下の処置で解消しました。

新規Win11をインストールしたPCのみに発生しています。これは様子見します。

再インストールが必要なようです。Win10と同様に Shift + 再起動、修復起動モードで 「7.署名無しドライバのインストール許可」を選択します。fastboot コマンドで android端末と接続できなくなったので、端末仕様かと焦りました。

fastbootドライバの再インストールは、以下のサイトから入れました。

リモートディスクトップの許可は、禁止にリセットしれてしまうため、再許可が必要です。しかしこの許可ボタンをONにしても、OFFに戻ってしまう事象が発生しています。

以下値が 0 か確認するようMSサイトには記載がありますが、0 でした。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server

以下を管理者実行し、生成した html 見ろと記載もありますが、記載されている項目はふくまれていません。

ファイアオールを設定をみると、リモデが入ってませんでした。追加しても変わらずです。

昔ながらのシステム詳細設定の方は、許可になっています。

原因不明です。こちらの投稿でも解決していないようです。今後の Windows Update で治るのを期待するしかなさそうですね。(25H1のアップデートで治りました)

デバイスが変わったので再作成が必要???

DHCPに初期化されたので、固定にもどしました。

Win10を入れなおし、調査用、高リスク作業用に仕立てなおします。HP EliteDesk 800 G1 は BIOS設定で、IDEを有効無効化できるため、WinXpも動かせます。計測設備についているPCなど、どうしてもリアルWinXpが必要になる場合もありますので。

HP EliteDesk 800G5 のRS232ポートを移動する

Win11対応のため、HP EliteDesk 800G5 の RS232 ポート付きを中古購入しましたが、RS232ポート がPCIeスロットルに差さっていました。筐体には、RS232 ポートの場所がassignされているのですが、PS2のキーボードとマウスのためのようです。

PCIeスロットルは4つ使う予定なので困ります。幸い PCIe には差さっておらず別コネクタなので移動できそうです。

ボードを取り出します。PS2のキーボードとマウスのコネクタは、筐体カバースイッチと干渉するのでハンダを溶かして外します。実装が無い分には問題ないはずです。基板は目に見えないパターンもあるのでカットしない方がいいです。

筐体標準のRS232 ポートを空けます。別蓋になっていて、軽く溶接されているようです。叩くと浮くのでマイナスドライバ等でねじって金属疲労でもぎ取り、バリをヤスリで削ります。

CPUファンカバーを外して、RS232C基板を取り付けます。うまくはまりました。あとはCPUファンカバーをRS232C基板に合せてカットします。(写真は省略)

USB-RS232C変換とクロス接続して、通信テストします。送受信ともに問題ないようです。

デフォルトで COM2 に割り当てれらているので、デバイスマジャーから割当てを変更しておきます。

以上、これで普通にRS232Cが使用できるようになりました。

もしも同様もお困りで、ご自分で施工したくない方は、こちらまでご一報ください。

RH850で外部割込みの割込発生フラグのクリアは必要か?

ある機種RH850のコードにて、外部割込みの割込発生フラグのクリアをしていない箇所がありました。その機種の取説には割込発生フラグのクリアを行う記載があります。一般的に割込み発生後、割込発生フラグのクリアを行わないと次の割込みが発生しない ことが多々くあります。大抵と明確に取説にき記載されていません。試そうとしてもハードが固められていて自由に、外部割込みが発生できません。

このような場合は開発ボードで調べます。北斗電子のRH850F1KH-176pin :R7F7017093AFPボードで調べてみました。まず e2Stdio の自動コード生成で、INTP割込みを追加します。

これで一旦自動生成して、ユーザコードを追加します。割込ハンドラ: r_Config_INTC_intp0_interrupt は ベクタテーブルから直callされているので、割込発生フラグのクリアは無い状態です。

R7F7017093AFPINTP0P0_1、pin19 です。 線をつけて手動でポートをGNDに落とします。特に問題なく連続検出できているみたいですね。

ここで自動生成コードを見てみます。ここで気づいたのですが、SFR 構成が試したかったRH850機種とと全然ちがいますね。

試したかったRH850機種は多分開発フェーズが古いようです。差を比較すると全然違うようでした。

項目RH850F1KH調査対象RH850
外部割込みの呼び名INTPxIRQx
外部割込エッジ設定レジスタFCLA0CTLx_INTPLEXINTCTL
外部割込発生フラグレジスタICPx に含むEXINTSTR
外部割込発生クリアレジスタ無し。EXINTSTC
割込設定レジスタICPxEICx
IMRx
ユーザ側で割込発生フラグクリアの実施エッジ検出時は自動。(取説に明記あり)外部割り込み処理フローに明記あり。
ユーザ側で発生クリアレジスタのダミーリードの実施取説上は記載無し。外部割り込み処理フローに明記あり。

Xperia Z4 Tablet Wi-Fi版をAndroid11/12相当にsetupする ‘25.7月編

前回 Xperia Z4 Tablet Wi-Fi版はうまくいきましたが、Bootlooder Unlock にて、解除コードが合っているにもかかわらずUnlockができない場合が見られました。その調査と対策を報告します。

Xperia Z4 Tablet Wi-Fi版: SGP712 は、キャリアが絡んでいないため、Boot Loader Unlock Allowed :YES での機種です。なも関わらず fastboot oem unlockremote: command not allowed で拒否されます。同類のSGP611、SGP612 は何台もSETUPしてきましたが、本事象は初めてです。特定のIMEIでバグがあるのでしょうか?

以前SETUPが成功した端末と何が違うのか調べると、以下のようにソフトウェア一式が古いようでした。出荷時期の早い個体で、アップデートされていない模様です。Boot Loader も少し古いです。

XperiFirm で純正ROM最新のダウンロードします。仕向け毎に結構バージョンが違うみたいですね。日本向けが最新みたいです。

ダウンロードしたディレクトリを、FlashTool .ftf に変換し、その.ftf をFlashToolで端末に書きます。

しかし結果は変わらず fastboot oem unlockremote: command not allowed で拒否されます。

OEMロックの解除の許可

海外サイトで情報を収集しようと検索すると、Gemini が「開発者モードでOEMロックの解除の許可」が必要とつぶやいてくれました。見てみると確かその項目があり、OFFになっていました。

これで fastboot oem unlock は成功しました。

これまでSONY系を何台もSETUPしてきましたが、この設定をしたことはありません。使用状況によって「OEMロックの解除の許可」がOFFになっている場合があるといえそうです。