Xperia Z3 tablet Compact LTE版をAndroid11相当にupdateする4【’23.9月編】

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Z3 Tablet Compact LinageOS18,1 にてAndroid11相当 に update できまましたが何点か問題がありました。同端末はLinageOS以外のAndroid派生OSが色々とあります。そちらを試してみました。


OS名 : e-OS File : e-1.13-r-20230725-CUSTOM-z3tc.zip

e-OSは、iOS風のAndroidのようです。iOS でのアイコンを長押しでブルブル状態などが再現されています。こちらもAndroid11相当。なるほど、iOS慣れしている方には二粒おいしいですね。こちらでは、LinageOS18.1では動作しなかった GPS が動作しました。

e-OS をインストールすると、リカバリも e-OS 用になります。特別専用的な機能は無いようですが。

e-OSの評価結果は以下のとおりです。

  • LinageOSと同様にラジオの周波数が87より下に行かない。
  • FMラジオは強制停止しないと終了しない。
  • open gapp がインストールできない。Google play もインストールできない。
  • open gapp の Google Play かわりに App Lounge というものプレインストールされ、そこから掲載されているアプリはインストールできる。上右図。課金機能はなくfreeアプリのみ。

OS名 : iodèOS File : iode-2.14-20230829-z3tc.zip

iodèOSはボリシーはよくわかりませんが、なんかキレイ目な感じです。 OS名に、eに上カンマ 文字の使用されているところからわかるようにフランス製とのこと。 LinageOSの派生、Android11相当。

iodèOS の評価結果は以下のとおりです。

  • Google Play が、当OS用ストアからアクセスできる模様。(下図)
  • Google Play で購入したライセンスは弾かれてしまう。(下下図)
  • e-OSとはポリシーは異なり、操作方法はノーマルAndroid準拠。
  • Magic earthで地図確認できる。
  • LinageOSと同様にラジオの周波数が87より下に行かない。


以上のように他OSではGPSは動作するもののGoogle Playとの連携がうまくないです。他OSはLinageOSより少しリリース日が新しい。 Android File Host以外でLinageOSの最新をさがすと、lineage-18.1-20220710-4microg-UNOFFICIAL-z3tc.zip が見つかりました。こちらは GPS を認識しました。しかし他の端末に比べ応答速度が遅いようです。CPU能力の問題でしょうか?

これでGPSは有効化できました。後はFMラジオの周波数バンド範囲です。パート5に続きます

NP掛け払いに登録してみた

とあるサービス事業者さんよりご請求が直接でなく「NP掛け払い」なるサービスさん経由で来ています。個人向け、法人向け問わず収入代行は増えているようです。「取り立て」も代行に含むらしいのでその手間暇と、直接口座番号をさらしたくない事情があるのかもしれません。(これはこれとして相手が信頼しにくくなってしまう気がします)

代行屋さんのWEBページを拝見しても、実体が良く分かりません。取引先からも具体的な手順の説明はなかった気がします。少し解説してみます。


タイトル「NP掛け払い***請求先名」でメールが飛んできます。表題が長いので先頭だけしか見えないと、振込サギかと思い削除してしまいそうです。請求書のURLが添付されてます。pdf直リンクでログイン等は不要です。パスワードなし。URLが漏洩すると誰でも読めてしまいますね。(代わりに誰か払ってくれたらラッキーですが)

金額、振込先(代行者の口座)、代行者名、請求元、のほか「紐づけキー」なる項目が記載されています。カード決済用のURLでも生成してくるてるのかと思いきや、結局口座振込のみです。「紐づけキー」の上に「マイページ」なるキーワードが記載されています。

請求書に「マイページ」に記載されたURLへ飛ぶと、

メアド入力を求められ、

メアドから支払い元の登録ページのメールが届く、

支払い元の登録をします。

登録が済むと「紐づけキー」が入力でき、未払い案件 と 過去の支払済み案件 がリストされます。なるほど、払いが受付けられたかが確認できるようになるわけですね。

未払い案件を表示すると「振込先口座」とともに「口座振替」ボタンが現れます。

口座振替」の場合、振込手数料は掛からなくなるようです。自動的に27日に引落しされるとのこと。売上入金が月末だとするとちょっと都合悪いです。いきなり引落しはリスクを感じます。郵送による申請と審査もあり、すぐに利用できないようです。

総じて、単に支払いだけなら「マイページ」登録き必要なさそうです。

カード決済( 弊方はデビットしかありませんが ) ができるといアピールがあったので手続きを進めてみました。弊方が利用しているGMOあおぞら法人口座ではデビット決済するとキャッシュバックがあります。

マイページ」とは別で申請が必要でした。メアド入力を求められ、メアドから支払い元の登録ページのメールが届き、登録ページを開きます。利用規約の承諾が求められ、ここで「サービス手数料」なる説明が初めて現れます。具体的に額は記載がなく「会員ページに記載されている手数料」とだけあります。他「代行するための振込手数料も必要」との記載もあり。特にお得になることはなさそうです。

カード決済にすると支払いが60日先になるとのこと。そこまでは必要ないのですが、何かの保険としては蟻かもしれません。手続きを進めると最後に「審査開始」ボタンまで行き着きまます。そこで弊方はやはり申請は控えておきました。

結局、支払いは素直に振込としました。GMOあおぞら法人口座でからの他と変わらず手数料は145円。振込時に請求書番号を、フリコミ者名欄に追記しろとかの要請はなかったようです。案件と振込の結び付けがちょっと心配ですね。


以上、支払い側にはあまりメリットはなさそうです。

AQUOS PAD SH-06F のカスタムROM化は可能か?

問合せがあったので調査した結果です。

情報がないようです。日本国内のみで、海外で販売されない端末は、カスタムROMが作成されにくい傾向があります。SH-05G (Android 5)もカスタムROM を探してもありませんでした。

Yahoo掲示板での一般的な見解がここにもありました。

シャープさんはGPLライセンスに基づきソースコードは公開されています。

SH-06F オープンソースソフトウェア

腕に覚えがあり、時間の余裕のある方なら理論上は実現可能です。カン的には5~10人月かかるでしょう。

Sharp L-04C のカスタムROM化は可能か?

問合せがあったので、その調べた結果です。

こちらもハードウェアキーボード付きの端末ですね。2011年発売と古すぎて、ぱっと調べると、古すぎで ROM 置き場のURLが切れています。Android4.4が限界のようです。

ヤフオクで、Android4.4 版がたまに出品されているみたいですね。

BlackBerry KEY2 BBF 100-9はカスタムROM化可能か?

問合せがあったので調べた覚書です。

BlackBerry KEY2 BBF 100-9 は、ハードウェアキーボードつきの端末ですね。

ぱっと調べるとXDAにこのスレッドがありました。Android10は無いの? Android9もupgreadできないとの内容のようです。

有名な ROM の置き場では何かファイルがおいてありました。2.5GBとそこそこの容量ですがネーミング的にカスタムROMではなさそうです。”china”とあるので純正ROMかもしれません。

ハードウェアキーボード付きだと、 他Andoirdとプログラムコードの共通性がないのかもしれませんね。

arrows Tab F-02K のカスタムROM化は可能か?

先刻問合せがあったので、その覚え書きです。

arrows Tab F-02K 、10インチ、高耐久 たしかによさげな端末ですね。しかし国内販売のみの製品はカスタムROMはほぼないです。Android File Host では検索ヒットせず。純正でAndroid9までバージョンアップが可能なら当面はそれでいいんでは?

Googleアドセンス向け法人居住者証明書の申請

自社WEBサイトにGoogle広告を掲載させるための仕組み:Googleアドセンスの税務情報には「居住者証明書」が必要です。これはe-Tax等での電子申請はなく、紙による申請が必要です。他WEB記事でも多数説明がありますが実際に実施してみたところをレポートいたします。

  • PDF上から入力でOK。
  • 法人でも登記簿は不要、申請者の証明書でOK。
  • 費用はかからない。

取り急ぎ郵送で申請書を税務署に送ったのですが、以下の指摘がありました。

「居住期間は申請日に対して月末日まで満了している必要がある」

つまり以下のケースはNGです。

以下、訂正です。

初回は郵送しましたが、訂正は手持ちしました。16時くらいに。訂正を確認していただき、後送付と思いきや、「今から処置するのでしばらくお待ちください」とのこと。15分程度で証明書を発行いただけました。

手持ちして証明書が出来て取りに行くかと思い郵送にしましたが、窓口が閉まる寸前でもなければその場で処置してくれるようです。一回の訪問ですむなら郵送は不要そうです。指摘があればその場で直せるでしょうし。込みそうな都内や横浜はわかりませんが、、、

Google お支払いセンターに、当初、登記簿を申請して「書類が違うか期限が切れています」とNGをくらいました。「期限が切れています」に着目して最新登記簿を入手して申請してもNG。「登記簿をだせばOK」というWEB記事もありましたが時期の違いかそれだけではNGでした。

Google お支払いセンターに、「税務情報の書類は何を出せばよいですか」と質問をしてもレス無しでした。国ごとに事情がちがうので聞いてもムダなようです。ちなみに2年前にMicrosoft Storeの申請をしたときは「居住者証明書」は不要でした。

SHのC/C++コードのロジック変更なしで性能改善できそうな方法memo

マイコン命令とコンパイラが特殊そうなSHマイコンにて、各種マニュアルを読んで、ロジック変更なしで性能改善できそうな方法memoです。まだ試していません。

対象内容
コードなんでもいいauto変数は4byteで確保する。
CPU汎用レジスタが全て4byteのため、1/2byteを使うと、
4byteからの変換コードが挿入されるため。とくにforのループ回数は効きそう。
コードなんでもいいauto変数はsignedで確保する。
cpuのデフォルトがsignedのため、unsignedを使うと変換コードが挿入されるため。
コード構造体メンバは、使用頻度の高い順で並べる。
コードなるべく「if 0 比較演算子 変数」で判定する。
0と判定だと、CPU汎用レジスタを使わないため。
コード除数は、なるべく1、2byteを用いる。
コードcaseが5個まではif文にする。
コード引数の参照渡し。C++ のみ。値渡しだと引数値がスタックに退避されるため。
これは一般的なハナシ。実際に試すと、実行コードが1ステート減る。()
コード関数の引数は4つまでとする。これは4つまでならスタックを使わず、CPU汎用レジスタに引数を載せれるため。
リンケージoptimize=register レジスタ退避・回復の最適を用いる。
これは不要なレジスタ退避・回復を削除する。
リンケージoptimize=branch 分岐命令の最適化を用いる。
call先が近い場合、call命令でなくgoto命令で飛ぶ。

効果があったら本記事を改定していきます。

法人電話番号の回線選択について

法人設立時、登記上はTEL番号は必要ありません。しかし税や社会保険など様々な書類にTEL番号欄もあり、銀行口座開設には必要だと言われています。 当方も口座開設前にTEL番号を取得しました。IP電話で構いません。昔あった「TEL加入権」なるものは不要です。このとき一つ落とし穴がありましたので、ご紹介いたします。

当初、登記した事務所のマンションで回線が設置済みの、とあるケーブルTVのインターネットを契約し、一緒にTELも申し込みました。TEL番号の地域番号は合わせてくれます。事務所は不在が多いので、個人携帯TELに転送するようにしました。

使い始めてすぐ全く知らないところからTELがどんどんかかってきます。何故か流山市の役所が多い。どうも前に同じTEL番号を使っていた方へのTELでした。どうも福祉関係の業者さんのようです。その方々がTELの変更を周知していないのか、突然廃業したのか定かではありません。業務はeメール連絡なので、業務TELがかかってくることはなく、個人携帯に転送はやめました。

結局、諸事情により事務所は移転しました。その時、ケーブルTVのインターネットは法人だと割り増し料金を取られていたため、それの無いNTTひかりのIP電話しました。TEL番号は変わってしまいますが、区も変わってしまうため仕方ないです。その時、NTTさんに質問しました。

「以前の回線では、前にTEL番号使っていた方への電話がひどかった。なんとかなりませんか?」

NTTさんは、

「未使用になった回線は、2年間空けてから割り当てるようにしています。」

流石、元役所です。

起業時のTEL番号は、未使用期間を確認しましょう。

しかし最近NNTひかりは、2025年にむけて、ファミリータイプ:3,080円 → 5,720円 と大幅値上げにするとお知らせがありました。また回線検討が必要そうです。

RL78のアセンブラ関数でSJIS特定漢字でBuildエラー

RL78にてCコード中に、アセンブラ関数を作り、日本語コメントを UFT8 から SJIS に変更すると特定の漢字でビルトエラーが発生するようになりました。コンパイラは CCRLGCC のほうではないです。

コードは、

メッセージは、

どうも「実施」の文字が引っかかっているようです。昔昔、SJISの特定コードがエスケープシーケンスと被るみことがUNIX上で起こっていましたが、イマドキまさか。ルネサスに問合せしました。コンパイラ購入者でなくとも、ルネサス評価ポードは購入していれば問合せOKでした。購入先の代理店さんをお知らせする必要があります。

ルネサス殿と問答が続きましたが、以下のコードを以下のようにしてくれとのことでした。

違いはわかりますでしょうか? アセンブラ関数でもコメントは C/C++ 形式にするということでした。確かにCCRL取説のはアセンブラ関数のコメント形式は明記されていませんが、サンプルコードは「//」になっていました。。。まさかの結果でした。