一人会社で社会保険の賞与支給申告を行う

起業して4年、ようやく役員賞与を払えるようになってきました。支払うと社会保険に賞与を支払った申告が必要です。払えなかったとき、半年毎に「賞与支給の申告をしろ」と通知がくるのは腹立たしいものでした。

手続き方法を覚え書きしておきます。

  1. 賞与額だけ分かっていれば事前の計算等はなし。
  2. g-Eov で申請する。所要時間は30分未満。

「健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届(単記用)(2019年5月以降手続き)」で進めます。以下記入要点です。

  • 「被保険者整理番号」は、会社内での連番です。必須なのかはわかっていません。
  • 何故か総計は、1,000円未満切捨てです。

以下だいたいの手順です。

以下、注意点です。

(1) 申請後、「公文書」なるものが送られてくる場合があります。仰々しい名前ですが何? と思い見てみると、「申請がまちがっています」ということのようです。これが xsl:xmlスタイルシート で送られてきます。この xsl はイマドキのブラウザでは開けないのです。去年はEdgeの IEモード で見れていたのですがついに見れなくなりました。しかたなく、Hyper-VWinrodw7 を起動し確認しなければならず、工数をロスします。 そもそもNGと明示してほしいです。対応が遅れます。

(2) アプリで入力内容の自動チェックされる個所とされない箇所があります。こんなの自動チェックするのに複雑な要因がなさそうな項目でされない箇所があります。例えば以下の場所です。

e-Govの申請結果は常に監視しているところも少ないでしょうから対応も遅れますし、無駄な工数を消費します。だいたい保険の区分は社会保険側でもわかるハズです。この項目自体無くすべきでは?

(3) g-Eovアプリは、ブラウザのクローンみたいですね。いろいろ触ってるとおかしくなります。その時は再起動しましょう。そのためか相変わらず起動時に最大画面で表示されます。とても古いアプリでよくありますが前回開いた画面サイズくらいは記憶すべきです。


g-Eovの利用をして大分たちますが、「賞与支給の申告をしろ」の封書と用紙が、半年毎に届きます。廃棄書類に直行です。無駄なのでやめて保険料削減につなげてほしいですね。

以下のようなお知らせがきました。

本文:”「事業所整理記号(提出元ID)」が年金記録の事業所情報と一致しません。正しい事業所整理記号の情報がありませんと、誤登録の原因ともなり得ます。決定通知書等にて確認ができますので、次回以降は必ず正しい事業所整理記号(提出元ID)にて申請をいただけますようお願いいたします。

事業所整理記号(提出元ID)とはここに説明がありました。要約すると以下のようです。

2桁の市町村番号カタカナ3桁

納付書に左中段書いてある要は以下のようです。

しかし入力の枠は3つです。

都道府県区分も入れる場合があり、それに習って入力しています。

最新では以下のように、説明が出てくるようになりました。社会保険庁のページには都道府県コードに説明が無いようですね。

一人会社で毎年7月初の社会保険の月額算定基礎を行う

青色申告の時期に、社会保険の基礎算定額の申請を行う必要があります。4月~6月の給与を申請するヤツです。いつも分かれがちなので覚書を書きました。

  1. 4~6月の役員報酬を確認する。
  2. g-Eov で申請する。

毎月固定額と定められているため、あえて計算する必要はない。


「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届(単記用)(2019年5月以降手続き)」で申請します。基本的にポイントは、

  • システムに事業者の登録はしているのですが、自動入力さはナゼかされません。
  • 入力内容は、システム側に保存されないため、入力して即送信するのが基本です。
  • 適用年月の「9月」はナゼか固定です。年だけ入れます。
  • 標準報酬月額」は、健康保険と厚生年金が分かれてますが、同額を記入します。
  • 従前改定月」は鬼門です。役員報酬を改定を申請した月の次の月を記入します。役員報酬を改定を申請は、改定から3か月後なので、4か月後の月を記入します。
  • 昇給」は未記入。弊方は8月期首なので記入することはないです。
  • 遡及支払…」は未記入。何かワリマセン。
  • 現物...」は未入力でOK。
  • 合計」「総計」「平均額」自動計算できるはずなのに、なぜか手入力を強いられます。
  • 備考」は規定の条件に合致しなければ入力しません。「その他」になんか書きたくなりますが下手に書かない。
  • 入力内容のチェックはアプリ上で多少行われるが、本チェックは送信後なので、NGで返ってくることが多いです。NGになるとeメールで通知されるので、申請後はよく確認します。
  • 入力途中で数分時間を空けると「ネットに接続できていません」とエラーとなり、操作不能になる場合があるようです。時間を空けないで入力した方がいいようです。一度アプリを終了して再入力が必要みたいです。(お粗末、ひどすぎる)

以下、だいたいの手順です。

以上で完了です。


この申告には以下の課題があるかなと思っています。

  • 給与額に変更が無くても申請が必要。一人会社で役員給与だと、毎年そんなに変えれません。
  • 市町村民税も、4月~6月の給与を申請します。一緒にできないんでしょうか? 反映は一年後ですが...

ムダな申告手続きを廃止すれば、日本全体でみれは税金消費も減りそうです。会社を作ってからおもうところ、ムダな申請、ムダな役所からの通知が沢山あるなと感じます。政治家さんが色々な方策を検討されていますが、こういうところはフューチャーされないんですね。

年号はイマドキ企業内で使わないし、今何年か認識してません。海外相手があると年号は使いづらい。毎回確認して時間をロスしてます。年号やめればこのロスがへり、年号が変わってもソフト変更や再テストが不要となり、無駄に使われる税金が減りますね。

一人会社で7月の青色申告をe-Taxで行う

7月初の青色申告、いつも忘れがち。幸い税務署からリマインドメールが届くようになりました。申請は何すればいいかいつも忘れています。改めて覚書を作成しました。

  1. 1月からの給与、賞与、源泉徴収の預かり金を集計する。
  2. e-taxで申請する。
  3. 納税する。

最終的な税金額は年末調整で計算するので、7月はとりあえず払うだけ。Execlなどで、給与等からの源泉徴収の預かり金の総計を算出します。給与と賞与も計も必要です。

なお年末調整時は、100円未満切捨てだった気がしますが、1-6月分は計算額そのままでよいようです。


e-Tax WEB版にログインし、以下のようにすすめます。尚、デジタル署名はなぜかこのケースでは不要です。なんでだろ???


e-taxのWEBページトップからお知らせ受信通知を開きます。お知らせは申請送信後、すぐとどきます。この時、申請書の控えPDFを取っておきます。

あとは、pay-easy で支払いします。

Mac miniでcapslock無効化はできない

MACは cappslokc がダイレクトに押せてしまう。WindowsはShiftと一緒に押さないと押せません。優秀です。MACはさらに手元に近すぎて誤って押してしまいやすいです。

そこて「MACでcapslock無効化」の設定があります。MAC Bookは有効です。capslockのLEDも点灯しなくなります。しかしMAC miniは効きません。Apple純正USB Keyborad でも効きません。他の記事には書いていなかったので、記載しました。

Swift Windows版は役にも立つのか?

前回記事では、SwiftアプリをWindows上で開発することはできませんでした。

しかしWindows用のSwiftがリリースされていました。ビルド確認、単体テスト(UD)がある程度できるのかもしれません。

ここからインストーラー.exe をダウンロードして実行します。まずまずのサイズですね。

インストールするとプログラムメニューにはなにも現れず、プログラム一覧のみに現れます。

コマンドラインでたたいてみると、反応がありました。

どうもIDEはなく、言語エンジンだけのようです。インストール先をみると結構いろいろ入ってます。UNIXライクなProduct構造のようです。

とりあえず説明はなにも見ず、MACからコピーしたXcodeプロジェクトに行って、Buildしてみます。

Xcodeの.project は対応していないようです。Swift.pakage という定義ファイルが必要なようです。コマンドラインの応答から、推測でコマンド swift package init を打ってみます。

専用のパッケージ構造のスケルトンができるようです。つまりXcodeとはなにも関係がない。Swift.pakage は自動生成されます。中身は、

ソースもスケルトン生成されているので、Xcode と同様にSwiftコードを書いて、build見ますしてみます。

Appleの基本的なオブジェクトは無い?? import Swift-UI を書くと、no sudh module になります。ちなみな実行時は、swift run です。スクリプトっぼく print(“Hellow Swift”) も、fatalError となります。

公式ページに「 we were able to use macOS as a development platform with Xcode as IDE, and then use the agility of CMake to build the same code on Windows.」 とありますので、Xcodeと互換性をもち、cmake をつかってWindows上でもつかえるとのことなので、何か設定があるのでありましょう。

今回、直ぐにも使えるものではないと分かったので、諦めてMAC上の開発で集中します。